【緊急連絡2017.8.3】使えなくなりました!高齢家族とテレビでスカイプ(その後)簡単、快適。そして内緒ですが…いつでも母を見守れる

2017年8月3日発信の最新情報です。

Skypeの仕様変更により、Tely HDを使ってのテレビ電話は使えなくなりました!

本当に残念です!!!!!

Skype設置その後

2015年8月、大阪に住んでいる実家の母の家のテレビにウェブカメラを取り付けました。

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ことの顛末はこちらのブログで。かなりの大作で、失敗続きの顛末なので話が長い!手短かに説明してみたいと思いました。

(1)最初にすべきことーインターネット環境を作る

インターネットの設置!これに尽きます。お年寄りだけの家庭では、おそらく絶対に自力でできません。WiMAXなどのモバイル・ルーターを契約して、実家専用にしてもいいかもしれませんし、電話回線を利用してプロバイダ経由でネット利用してもいいかもしれません。

電話回線を使う場合は、おそらくSkypeしか使わないので、オプションはまったくいりません(最初、いっぱいついていて、解約を忘れていて大損しました)。私はYahoo!を使って1296円/月のインターネット使用料金を払っています。

実家は無線ルーターを使って電波を飛ばしています。

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(2)実家のテレビのチェック

実家のテレビにHDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子が付いているかどうかを調べる(必須です)。

テレビの型番をチェック!

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HDMI端子がついています!

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また、Skype対応テレビならいいのですが、それより古いタイプ(私の実家の場合)はウェブカメラの選択に注意しないといけません。

(3)ウェブカメラを購入する

私が検討したのは、LOGICOOL TVカム HD CTV1000(スマートTVなどでコンピュータ内蔵タイプのものは、もっと安価なもので大丈夫です。スペックを確かめてくださいね)と telyHD テリーエイチディー TLTH01Z111(日本語製品サポート)(イーフロンティア)です。telyHDのほうは、もう販売されていないようです。LOGICOOLも品薄。ただ、テレビを新しくし、Skype対応のタイプにすると、カメラは比較的安価に手に入ります。

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(4)Skypeを設定する

 大切なのは、「自動受信」にしておくことです。そうすると、先方(高齢家族)は、何も操作しなくてもこちらから一方的に見守ることができるのです。
Skypeそのものをしたいときは、老親に電話をし、入力を切り替えてね、と伝えます。
カメラとルータを接続
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(5)テレビを使う利点

何より、高齢者には馴染みの商品だからです。使い古したコンピュータとか、使っていないタブレットを活用しよう、とも考えたのですが、おそらく立ち上げることすら親にとっては未知の操作で、少しでもうまくいかないとものすごくストレスを感じるようなのです(もちろん、親のタイプにもよりますが)。携帯のショートメールを見る、ということを教えるだけで数ヶ月かかり、しかも、結局しばらく使わないとすぐに忘れてしまいました。でも、テレビのリモコンの入力を切り替える程度のことは、何とかできます(カラオケで鍛えた)。

 実家はSECOMなどの見守りシステムを入れています。でも、やはり自分でも確かめみたいもの。いつもいつも電話したり、Skypeしてあげることはできないけど、こちらからは様子をうかがうことができるので(母は知りません)、安心なのです。
少しずるいやり方かもしれませんが、ITを使って遠隔の親を見守れる方法の1つです。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)