37歳でも入学できる懐の深さーそれがアメリカの大学・大学院の魅力
37歳で3人の娘をNYの現地校に入れ、育児しながら
コロンビア大学国際関係学大学院に入学・卒業しました。
最近でこそ日本の大学院も社会人入学がかなり一般的になっていますが、
私が大学に行った頃は、日本の大学院は大学から成績の良い人が
そのまま上がる、というイメージが強かったです。
でもアメリカの大学院は、「経験者歓迎」、つまり
実務経験を積んで、その上で「もっとこうしたい」という問題意識をもち、
その問題意識を解決するために大学院に入る、というケースが多く、
私は「行くならアメリカの大学院」と決めていました。
準備したこと(日本にいる間)
私達一家のニューヨーク滞在は1994年から1997年でした
1994年にニューヨークに行く前に日本で準備していたことは、
- TOEFLの受験
- 大学の卒業証明書の入手
- 大学院に提出するためのエッセー作成サービスの予約(当時は、(株)アルクにエッセイ支援サービスがありました)
の3つです。
夫のNY赴任が決まって、大体すぐに準備しました。
当時は3女がまだ保育園。でも、「留学できる」という確信のもと
準備を進めました。
NY到着後から入学まで
当時はなんでも郵便でした。
大学院の入試要項を取り寄せ、必要書類を揃え始めます。
CV(履歴書)を書くのも結構苦労しました。というのは、
夫の転勤に帯同してあちこち転居していたために
しっかりした「キャリア」というものがなかったからです。
しかし、「いつかは留学したい」という思いが強かったので、
テレビ局でのニュース翻訳、ビジネス英語翻訳など、学校教師など
英語に関わる仕事は「なんでも」やりました。
そうした経験をキャリアとし、エッセーサービス(CVも見てくれる)を
活用しながらCVを作成。
そして、次にエッセーに取り掛かります。
これは本当に苦労しました。
エッセーを書く
なぜ、その大学院に行きたいのか?
それを明確に打ち出すこと、
そして大学院で何をやり、
将来どうしたいのか、を述べ、
また、その大学でどのような貢献ができるか…
でも、自分が今まで学んでいた英語や英語論文(エッセーは小論文です)の
「書き方」の知識だけではどうしようもありません。
エッセーを指導してくれた(株)アルクのサービスはファックスを使って
行いました。
当時は、まだインターネットがそれほど普及していなかったのです
何度も何度も書き直し(3−4ヶ月かけたでしょうか)、
なんとか締め切りまでに提出することができました。
エッセーのコツ
もう、一流のエディターに見てもらう、に限ります。
私はTOEFLでも一流大学の大学院に入る点数(当時の点数ですが613点)を
とっていましたが、実はその程度の英語力では入学できるだけの小論文は
書けません。
自分の熱い思いを、「どのように」伝えるか、
この、「どのように」の部分を自分の英語能力の中に持っている人は
留学する必要がない、かもしれません。
自分の人生を切り開くために、説得力のあるエッセーを書きましょう。
私が今おススメするのは、以下のサイトです。すごく合格率が高い。
そして、リスポンスも早いです。
いいエッセーを書いて、あなたの夢を実現してください。
でも、くれぐれも言いますが「あなたの情熱」が足りないと、どんなに英文テクニックが
よくても思いは伝わりませんよ。