【通訳案内士試験受験の専門家】ハロー通訳アカデミー 植山源一郎先生講演会「英語(外国語)で食べてゆく方法」レポートと34年ぶりの再会

通訳案内士試験という、日本政府観光局が実施している

唯一の語学系国家試験があります。

私が試験に合格したのは1984年。ハローアカデミーという学校に通ったからです。

当時の学院長が講演会をするというので34年ぶりに会いに行きました!

1. 講演会のまとめ

私が受験した頃は通産省、現在は日本政府観光局が実施しています。

学院長の植山源一郎先生の熱血授業、今でも覚えています。

その学院長が講演会を実施されるというので行ってきました!

なんと34年ぶりの再会です。

まずは

  • 外国語を使う仕事の紹介。
  • ガイド資格保有者が有利な仕事の紹介

しかし、人材派遣会社を通じて派遣で仕事をする、ということは割りに合わない、

食うのではなく

食い物にされる恐れがあるので他の方法を探れ、

という厳しいお言葉がありました。

そして、政府系のいくつかの仕事のご紹介。応募方法など。

政府系外郭団体をよく見ると登録制で仕事ができるようです。

先生の資料なのでここはご紹介できませんが、

独立行政法人などで登録を受付けています。

資格を持っていると有利です。

次に、植山先生の起業ストーリー。

ハロー通訳アカデミーの経営戦略です。

ハロー子供英会話教室から始まったハロー語学学院は

最盛期で年商20億の事業となりました。

その経験からお話しされたことは、

そもそも起業とは、

  • 無い無い尽くしから始まる
  • しかし、一旦起業したからには、1人で立ち上がり、歩くこと
  • 法人化などの形式よりもまず一番大事なことは「サービスの質」
  • ネットを活用すること
  • 若者には動画!
  • 「ありえへんサービス」
  • 売り上げ金は顧客からの対価の「ほんの一部」。「天に預金を積むこと」
  • 感謝を忘れるな

そして経営していく上では、SWOT分析をきちんとやること

  • 自分の強み(Strength)
  • 自分の弱み(Weakness)
  • 機会(Opportunity)
  • 脅威(Threats)

熱意だけではなく、冷静な分析が大事ということですね。

こうした貴重な実体験が先生独特のユーモアを交えてほぼ3時間。

全く長く感じない講演でした。

2. 講演を聞いて

先生のお話を聞いて、今後起業を考えている私は大事なことばをいくつも頂きました。

上と重複するところもありますが、心に刻んだのは、

  • あれもこれもは無理
  • ないないづくしのスタート
  • 1人で立ち上がり、歩くこと
  • 他人に依存・頼ることはしない
  • 決して分不相応なことはしない
  • 1番大事なことはgive and give and give.

これをモットーにまだまったくメソッドは考えてはいませんが、

TOEICの研究を続け、お役にたてるスクールを始めたい、と決意を強くしました。

そして、先生もおっしゃいます。「まずは決心」

3. まとめ 会いたい人に会う重要性

ひと月ほど前、淡路島のセラピスト、

真樹さんにチャネリングをしていただいた時のことです。

その時の記事はこちら↓

淡路島のセラピスト、岩本真樹さんのチャネリング 背中を後押し「英語で人生を変える」

私が、今英語の師として一番会いたい人、という話になった時に

植山先生のお話をしました。

「近々会えるかも、ですねー」と2人で話していました。

その後、先生のブログを発見、メルマガを登録し、

毎日読んでいたら5月13日に講演会があることがわかったのです。

そして、晴れたらツーリングにいくつもりでしたが、なんと雨も味方し、

生憎の天気となったので心置きなく講演に出かけることができました。

34年前に先生からいただいた写真

(1984年に合格した時の記念パーティーの集合写真)を持参し、

再会を喜びました。

あの時、私は半年、月一回の授業のために13万円という、

当時としては(パート主婦だった)

大きなお金を投資しました。

その領収書は勉強で使うノートに貼り付け「絶対取り戻す」決心で勉強しました。

お金がたっぷりあったら、合格していなかったかもしれません。

なけなしのお金を

「自分の未来のために」使いました。そしてわずか半年の勉強で合格。

まさにお風呂に入っている時も勉強していた状態でした。

ハローの授業では、講義の最後に先生がシュプレヒコールをやります。

「がんばろー!!!!」と三度こぶしを振り上げるのです。

当時は恥ずかしくて一緒にやる時も小さな声で腕も半分ぐらいしか

あげませんでした…でも、

生徒に「成果を出させる」強い先生のご意志がすごく伝わりました。

この情熱をいただいて、私も創意工夫をしていこう…今更ですが、

「がんばろー」という気になりました(ちょっと、体はついていきませんが)

会いたい人に会いにいくー気持ちが通じたーと思える日曜日の講演会でした。

語学で食べていくことを考えている方、

通訳案内士試験を受験しようと思っている方、

植山源一郎先生のブログをぜひご参考にされてくださいね。

とても大事なことが書かれています!!

広告

この記事を書いた人

アバター画像

大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)