冬でも走るライダーです。
かなりがんばってきましたが、ある冬、やせ我慢もしきれなくて、
電熱ウェア、ヒーテックを買ってみました。
もう、これが快適で、手放せなくなりました。
絶対、絶対オススメなのでご紹介したいです。
1. とにかく冬のバイクは寒い!!
寒い時期は乗らないライダーもいます。
が、雪国ならともかく東京では道路が凍結しない限り冬でも走れます。でも、でも、寒いです。
どれぐらい寒いか、というと…
体感温度について調べてみました。計算は以下の数式を使っています。
生活や実務に役立つ計算サイト体感温度計算ツール
たとえば、便宜的に湿度を50%として以下の条件で計算してみます。
時速60キロの場合(風速17メートル/秒):気温15℃➡️2.7℃、気温0℃➡️マイナス17.1℃。
時速100キロの場合(風速28メートル/秒):気温15℃➡️1.7℃ 気温0℃➡️マイナス18.8℃
すごーくすごーく大雑把に 気温マイナス風速=体感温度 と書いているものもあります。
湿度条件も因数に入るのできちんと計算しないと、
なのですが、11月の平均気温(かなりおおざっぱに)15℃とすると
時速100キロを出すともう寒いわけで、11月から翌年3月ごろの5か月というもの、
東京でさえ11月にはバイクに乗るとすでに零度〜マイナス気温にさらされている、というわけです。
寒いわ!
2. 電熱ウェア「ヒーテック」との出会い
なんとか冬でも快適にバイクに乗りたい!
以前、バイクショップでちらっと見かけた電熱ウェアはもともと候補にあったのですが、
上下足したらだいたい5万円ぐらいかかります。
バイク乗りたるもの、こんなものに頼っていいのか!という気持ちも多少はありましたが、
いやいや、風邪をひいてはいけない、ここは意地よりも身体を守る!
ということでバイクショップに向かいました。
3. 買ってみた!使ってみた!
ついに前から関心があった電熱スーツ(インナー)を購入。
この上に普通にバイクウェアを着ます。上はジャケット。下はカバーパンツをはきます。
インナーはそれほど分厚くはありません。
べろん、と舌のように垂れ下がっているところがスイッチです。
ウェアにコードがぶら下がっています。
邪魔かと思いましたが、バイクを降りたときもそれほど気にはなりませんでした。
ハンガーにかけたところ。襟のところが起毛です。素材はソフトで肌触りがいいです。
裏地はこんな感じ
左下に伸びているコードは、バイクのバッテリーにつなげます。
ここから電気をとるのです。
サドルをはずしたところ。バッテリーとコードをつないでいます。
ウェアから延びているコードを、バッテリーから延ばしたコードに接続すると発熱します。
あと、「使いすぎたら」バッテリー消耗が激しいので、その辺は注意が必要。
温度調節も可能で、3段階ー赤、オレンジ、緑ーで調節できます。
このボタンを押す度に色が変わります。
東京の冬なら最高温度にしなくても大丈夫。
寒がりの私でも中温ぐらいで十分でしょう。
インナージャケットとインナーパンツはコードではつながっていますが、
それぞれ別の温度に設定できます。
4. まとめ
ぜひ手に入れたい冬のインナーウエアです。
冬でも快適ライディング間違いなしです。
買ってこれほどありがたかったもの、(バイク好きだけに)ほかにないぐらいです。