「神社で引き寄せ開運」(白鳥詩子著)運気が上がる正しい神社参拝方法と年末年始の過ごし方 

初詣にでかける老若男女は数あれど…「正しいお作法」で参拝できる方は

それほど多くないのでは…と、自分を振り返り、思います。

2016年11月に出版された神社で引き寄せ開運☆: 神さまに愛されるお参り&ご利益ブック (王様文庫)

(白鳥詩子著)を読みました。

年末年始のこの時期、大切なことが書かれていたのでご紹介します。

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1. 正しい神社参拝・初詣のお作法

以下にポイントを書きます。

ご参拝のお作法については、p.94〜を引用します。

参道を歩く

  • お参りのベストタイムは朝(早朝)
  • 金属は外す(金属のついたベルト、時計、アクセサリーなど)。できればネイルアートも…
  • 鳥居の前では心の中でいいので一言「お邪魔します」と行ってから一礼し、鳥居をくぐる
  • 鳥居をくぐるときは、鳥居の右側か左側によって入る。真ん中は正中といって神様の通られる道。

右側から入るときは右足から。左側から入るときは左足から。

正中(神様)にお尻を向けないようにするためです。

  • 参道は拝殿までつながっており、参道はいい気で満たされているため、浄化力が強い。

長ければ長いほど浄化してもらえます!(だから嫌がらず歩いてくださいね)

  • 気を吸い込むようにゆっくり歩く。音楽を聴いたり、下を向いてメールのやりとりをしたり、友だちとぺちゃくちゃおしゃべりしない。これから神様に会いにいくので、心穏やかに歩きましょう。
  • ヒールは避ける。玉砂利を傷つけないため。玉砂利は「霊」に通じ、美しい、大切な、という意味があります。
  • 境内では飲食しない。飲食によって口が塞がってしまい、「気」を十分とりこめないのでもったいないです。
  • 参道の真ん中は神様の道。真ん中は歩かず、右側か左側に寄って歩きます。
  • 参道を横切るときは、本殿にむかって「神様の道を横切らせていただきます」と心に思いながら、少し頭を下げて横切るります。

手水舎で手を洗う

  • 神様は清浄を好みます。混んでいても時間と手間を惜しまず、手と口を清める。

手水舎には手順を書いてあるところがおおいです。

手順は、本の図を参考にしてくださいね。(p.109)

御賽銭と鈴、柏手

  • 御賽銭は「いくらでもいい」そうです。(きまりごとはありません)
  • 鈴を鳴らすのは、「鈴の音色で自分を祓い清める」ということ。3回ぐらい鳴らすとよい。(神様を呼ばわっているのではありません。
  • 柏手は大きな音で。(大きな音の出し方はp.114に書いてありますよ)
  • 二拝二拍手一礼が基本です!
  • 参拝のときは真ん中に立ってもいいです。(参道は真ん中を歩かない)

2. 正しい年末年始のすごし方

ポイント!

p.82〜を引用します。

大晦日は家にいること!

「大晦日からお正月にかけては1年の中でも最大の運気アップ期間」だそうです。

その理由は3つ。

  1. 正月さまとか年神様と呼ばれる神様が各家に新しい年の「運」を持ってきてくださる。

なので、年神様をお迎えすべく自宅で待機するのがいいのです。

2. 年神様が「年玉」をプレゼントしてくださいます。

年玉とは一人一人が「年齢を授かること」。

また、「年」という言葉には「稲が実る」という意味があり、

「新年が実る」につながります。

その年の縁起のよい吉方位から新しい年の運と新年が実るように

運をまわすというご神徳(ご利益とは言わず、ご神徳といいます)を

家族一人一人が受け取れる日が大晦日です。

3. お正月には1年に1度だけ、新たに生まれ変わる霊力を授けてくださる。

気持ちを切り替える「再生の活力」をあたえてくださるのだそうです。

お正月飾りについて

ポイントだけ書きますよ。

門松、注連縄(しめなわ)

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  • 12月13日あたりから準備します
  • 28日に飾ると良いです(間に合わなかったら30日)。

(31日に飾るのは「一夜飾り」といって葬儀の準備を連想させます。

29日は「二重苦」で苦しみにつながると言われています)

  • 1月7日が過ぎたら外します。
  • 処分の仕方は2つ。ひとつ目は神社に持っていって1月15日の「どんど焼き」で処分してもらいます。

2つ目はお塩で清めて一般ゴミで出すことです。

鏡餅

  • 床の間に飾ります。床の間がない場合は玄関から遠い場所や家族が集まるリビングなどがいいそうです。
  • 鏡餅に宿られる年神さまに首を傾げられるくらいの高い位置におきます。
  • 鏡餅には年神さまが宿っておられるので包丁でグサッと切ってはいけません。

「開く」とは「割る」という意味で、手や木槌で割ること。

こうしたしきたりも、本当はひとつひとつ意味があったのですね…

3. 神社開運ツアー体験

さて、私は本書の著者:白鳥詩子さんの神社開運ツアーに参加したことがあります。

その日は田無神社と東伏見稲荷神社。

神社詣でのお作法やご神木、ご神徳のお話をたっぷり教えてもらいました。

一日中笑いが絶えず、またランチタイムではその日ご縁のあったご同行の方々との親睦をはかります。

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ご参拝終わって写真撮影。

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おみくじが入っていた金龍。

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白鳥さんの神社開運ツアーに参加すると

その知識の深さと日本の神社文化を伝えようとする使命感の強さに驚かされます。

正しい作法を覚えることで開運につながる神社ツアー。

チャンスがあったら是非ご参加ください。

4. まとめ

とにかく、この本のご一読をおススメします!

今まで何となくやっていた年末年始のお支度。

知らずに間違っていたこともいっぱいありました。

もちろん、年末年始のことだけではなく、普段からの「神社」との付き合い方を

わかりやすく、そして可愛いイラストを使って楽しく読める工夫がしてあります。

是非正しいマナーを覚えて、新しい年をますます開運の1年にしましょう!!

 

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)