TOEIC本番前に実施している模試会にご参加の方からご依頼をいただき、
TOEIC英語勉強方法のコンサルティングを実施しました。
模試会でとった点数は、リスニング49%(素点)、リーディング42%(素点)で、
TOEICに換算すると450点前後、というところでしょうか。
リスニングでは、パート2の応答問題がやや苦手。
これは、日常会話ぽい英語に慣れていないところからくるもの。
そして、その後に続く聞き取りはそれぞれパート4で54%, パート5で43%。
パート3、4はいかに設問を早く読み、
その答えとなる音声を聞き分けるかがポイントになりますから、読む速さと聞く正確さを試す問題。
やはり、圧倒的に聞く量が少ない、かなあという印象。
リーディングパートでは、予想通り最後のパート7はほとんど解答できず。
これは「読解力」というより問題への慣れ、そして読む速度がまだまだ追いついていない。
時間をかければかなり点数は伸びるはず。
ところで、パート5の文法問題は50%の正答率。
ふむふむ。
まず手をつけるのはパート5の語彙力と、品詞を見分ける文法力ですね。
これは、練習すれば着実に身につきますので、あれこれやるより
TOEIC単語を1冊、TOEIC文法問題集を一冊、繰り返しやることかな。
本人なりに努力されていて、オンライン英会話も継続されています。
もちろん、それもいいのですが、それだけでは、TOEICの点数につながりません。
というのは、ネイティブの先生はあまり文法をなおしてくれたりしないので。
急にあれこれやってもすぐに息切れするので、
オンライン英会話が楽しいならばそれを続け、でもちょっと地道な
文法、語彙の強化をコツコツやることをお勧めしました。
あと、会話に慣れるのに一番安くて身近なテキストはラジオ英会話。
あれもこれも手をだしたくなるところをグッと抑えて
続けられることをきちんと続けましょう、とアドバイスしました。