TOEICのL&R(Listening and Reading)を受検する方は多いのですが、
S&W(Speaking and Writing)を受検する方はまだまだ少ないようです。
私が初めて受検したときは、あまりの自分の「しゃべれなさ」に大いに落胆したものです。
テスト勉強ばかりしていても、まさに対面で外国の方々相手にしゃべれなければ意味が
ないことは分かっているのですが、やはり「模試」は大事、ということで
2018年ごろから何度も受けるようになりました。
そして、2017年から始まったAward of Excellenceという表彰制度では、
1年の受検を通してTOEICの4分野(Listening, Reading, Speaking, Writing)で一定の点数以上を
取った人が表彰されますので、「これはぜひ受賞したい」と思いました。
2018年の受検では、他の科目では点数を満たしていましたが、
とにかく、Speakingの点数が伸びないこと…
特に、他の勉強に比べ、Speakingはやはり相手がいないとなかなか実戦力がつきません。
普段の生活では私の周りにネイティブの人がいないわけではないですが、
日常的に話す機会はほぼ皆無。その中でスピーキング力をあげるのは
本当に大変でした。
いつも試験を申し込んでは、ギリギリになって問題文を見て
当日は撃沈…を繰り返していました。
それでも、問題集を書い、想定問答を繰り返し、地道な勉強を続けてきた結果
2020年1年間の受検を通してやっと目標点を達成、2021年には賞状が送られてきました。
やはり嬉しいものです。
たかが試験、されど試験。
このようにTOEICの受検ばかりおススメしていて回し者?みたいになっていますが、
大事なのは、「定点観測」と「自分がいかにまだまだか」あるいは
「あれ、自分ってできるじゃん」と感じることです。
S&Wは、受験料が高いのが難点ですが、これから国際的なビジネスを目指す方は
やはり受検経験を積んでおいた方がいいように感じています。
私自身、3年連続のAward of Excellenceを目指して、今後も受けていくつもりです。