抗がん剤、色々タイプはあるようです。
自分はTC療法。
日帰り点滴コースです。
半日で終わるので、なるべく予約を朝一番にして、午後は仕事に出かけました。
仕事をしながら、ガン治療もできるのです。
1. 抗がん剤の点滴はどのようにおこなうか
点滴のための注射は医師でなければできません。
そのため、点滴の前には医師の診察を受け、体調などを診てもらいます。
その後、医師が点滴のための注射をし、点滴を繋げる管をつけて、院内の別の部屋である「通院治療センター」に移動します。
治療センターで看護師さんにリクライニングの椅子が設置された個室の番号を指定され、その番号の小部屋に入ります。
両脇は薄い仕切りがあり、入り口はカーテンになっています。
私が通う病院の通院治療センター内には12部屋ぐらい設置されていました。
抗がん剤治療の点滴は、2時間ぐらい、点滴の内容を変えて行われます。
最初に吐き気止め、次に抗がん剤、最後は生理食塩水という順番で、それぞれ40分ぐらいずつかかります。
点滴をしている間は「アイスグローブ」という巨大手袋をはめます。
保冷剤でできた手袋です。両手にはめます。
手は凍傷寸前になるぐらい冷やされ、痛いです。これは手袋前の写真。手袋をはめると写真が撮れませんので。
2. 楽しくすごす工夫
小部屋には薄型テレビが取り付けられていて、テレビを見ることができます。
でも、テレビは普段からあまり見ないし、私がよく行く午前の時間帯は自分にとってあまり面白い番組をやっていません。
という訳でその2時間を有効活用しようと思い、お正月にポータブルDVDプレイヤーを購入しました。
DBPOWER ポータブルDVDプレーヤー 7インチ ブラック MK-70 CPRM対応 リージョンフリー SD/USB/AV対応
重さ650グラム、ACアダプターを足しても700グラム。
幅20センチぐらい、縦15センチぐらいで高さは4センチぐらい。
バッグに入れて持ち運べます。
レンタル店でロード・オブ・ザ・リングを借りてきました。
ちょうど長編を見るにはいい時間。抗がん剤治療が終わる頃には見終わる計算です。
痛くてつらい治療も、これで少しは楽しい時間に変えることができそうです。