いざという時、誰に頼るかを考える 遠距離介護・看護を乗り切る知恵と工夫「遠くの親戚より」

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いざという時、誰に頼るかを考える 遠距離介護・看護を乗り切る知恵と工夫「遠くの親戚より」

80過ぎの母がコンビニでファックスを送ることは可能か?

叔父が亡くなったと母から電話がありました。亡くなった父の弟ですが、きょうだいが不仲だったため、もう何十年も音信のなかった叔父です。

母が私の電話番号を教えたので叔母から連絡があり、ご葬儀のためにわたしの実家のお仏壇においてある「過去帳」のコピーが欲しいといいます。出来るだけ早く必要なのでファックスで送って欲しいと。

ハードルは2段階

過去帳*は、結構厚み(1〜2センチぐらい)のある小冊子で、その厚みのために直接ファックスに読み込ませることはできず、1度コピーをとり、ファックスするという段取りになる、と私は思いました。

*過去帳とは、その家々の故人の戒名・俗名・没年月日などを記した、各家庭に伝わる系譜です。

コンビニでもファクスは送れますが、まず、コピーをとる、ということがすでに母にはできません。コピーをするときはコンビニの店員さんに頼んでいるぐらいです。なのでファクスを送るというプロセスはもっとハードルが高いのです。そこまで店員さんには頼めません。

こんな時こそご近所さん

で、考えたのがご近所さんのチカラを借りること。しかし、周りに余り「ファックスが送れる」ようなご近所さんはいません。お年寄りか、ファックスのないお家ばかりなのです。

そこで思い出したのが、母が毎日のように通っている整体の先生。わたし自身も一度五十肩のマッサージをしてもらっていて、顔もわかっています。

医院だし、多分ファックスぐらいあるだろう、と目星をつけ、母に、その医院に頼むように伝えました。

母が歩いて数分の整体治療院に出かけている間、自分は斎場の電話番号をインターネットで調べ、電話をかけてファックス番号を聞き出します。

そして整体院に電話をかけ、改めて面倒をお願いするお詫びをしました。

まず、自分に送ってもらい、内容を確かめます。案の定、受け取ったファックスは、過去帳の厚みによりスキャナー部分に光が入り真っ黒、という受信状態になっていました。電話をし、なるべく光がスキャナー部分に入らないように気をつけていただいて送り直してもらいました。自分で表紙をつけて差出人と受取人(喪主名)を明記し、やっと斎場にファックスしました。斎場から喪主である私の従兄弟にわたしてもらう、という段取りです。

ITあっても、やはり人

自分にとっては簡単なことでも世代が違えばできないことがあります。

核家族が増え、独居老人が増え、家族がいても遠くに住んでいる場合はファックスを送ることですら人手がいります。

ちょっとしたことを頼めるようなご近所さんを持っておくこと、そして遠距離で見守る私が母の環境をよく知っておくことはすごく大事なことなんだなぁと改めて思いました。

ところで、実家の母はSECOMの「見守りサービス」を使っています。このような時に対応していただけるか、1度調べておく必要がありそうです。

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