女性は「おしゃべり」が得意なので語学学習は向いている、というのが一般論です。
私は社交性があまりないので日本語でもあまりおしゃべりではありません。そんな私が
TOEIC990点、英検1級、通訳ガイド資格をもっています。
なぜこれらの資格試験に成功しつづけることができたのか?
3つポイントがあったように思います。書いてみます。
1. ポイント①モチベーション(動機・やる気)の力
大学卒業後すぐに結婚した私にとって、結婚は「永久就職」ではなく、「安定した状況でキャリアアップを目指すスタートライン」でした。
結婚当時は1980年代、まだまだ「クリスマス伝説」(女性は25歳までに結婚しなければ行き遅れ…売れ残り)が生きていた時代。
でも、私は生涯現役で働くことをこどもの頃から決めていました。
家庭内暴力で父に殴られては泣くしかない母をみて育っていたからです。
高校の頃からつきあっていた彼、今の夫は全国転勤・海外転勤もある人でした。思いついたのは「英語で稼ぎ続けよう」ということ。
大学4年生のときに通訳学校に通いはじめ、結婚してすぐに通訳案内業国家試験の準備を始め、合格しました。
この時は、ハローという通訳案内業合格に特化した学校に通いました。
それからも、さらに英語の「資格」集めに励みました。
それでも、まだまだ女性が働くには、派遣でも(といういい方は失礼だとは思いますが)、まだ「若ければ若いほど仕事を得やすい」環境が続いていました。
それでも、それでも、資格と実力があれば生き残れるはず!と英語の勉強を続け、翻訳でも翻訳士という資格をとりました。
通訳学校や通訳案内業試験のための学校にも通いましたが、とにかく、日々、英語力を上げるために使った教材はアルクの1000時間ヒアリングマラソンです。
2. ポイント②教材の力
1年で1000時間なんて無理!
そんなに続かない!飽きる!時間がない!
やらない理由はいくらでもあると思います。
でも、アルクの教材はたしかに面白いのです。だから続きます。
ただ、毎月全部できるとは思わないことです。全部やろうとすると高い確率で挫折します。
新聞だって毎日すべての記事を読むことはないでしょう。ネットの記事だって興味のある部分しか読まないはずです。
教材は、やはり最大公約数の人に使ってもらえるように作っています。でも、あなたはあなたが面白いと思う部分だけ深堀りすればいいのです。
深堀りした上で、最低限教材の求める内容をこなしていけばいいと私は思っています。
やっていくうちに興味の幅も広がり、思わぬことを面白いと思う自分もいる!そんな仕掛けも楽しめるのがアルクの教材です。
1年が長いならハーフマラソンコースもあるとか!!
これは私が1000時間にチャレンジしていた頃にはなかったコースです。これ、いいなあ。
3. ポイント③続ける力・やり抜く力
あとはやり抜く力です。
でも、意志の力を頼ってはいけません。意志の力でやりぬくことができる人は世の中でほんの一握り。弱い自分はかならずいます。
仕組みを作りましょう。習慣にしましょう。そして教材の特典としてついてくるSNSで仲間を作り、刺激を与えあいながら勉強しましょう。
これは、私が1000時間をやっていたころとの大きな違いです。(私は孤独な勉強だったなあ)
最初に「いつ、どのタイミングで聞くのか」「何かをしたらそれをきっかけにヒアリングを始める」
それだけを決めておくのです。そしてSNSで公表。いいですねー。
私の場合は聞くタイミングは「通勤時間一本やり」でした。当時はソニーのウォークマン。
今よりももっと重く、操作も大変でした。でもポチッと押すだけであとはただ聞き続ける。
それだけで2時間ぐらい稼げるので、あと1時間は聞き流しでもお風呂でも映画でも。
あまり肩肘はらず続けることが最低限のコツといえばコツになります。
こちらに関連記事を書きました。↓
ALC1000時間ヒアリングマラソン効果 TOEIC990点の耳を作った教材はコレ!体験談