リンゴ狩りとお江戸タイムスリップの旅 2015.10.24 

ツーリングには最高の季節、気温です。天気も晴。風も穏やか。本日の獲物はリンゴ!そして、話題の「あの場所」にも行きますよ!楽しみです!!

集合0810 ツーリングは準備が大事、です。ガソリンを入れ、タイヤのエアチェック。空気が抜けていると思わぬ怪我や事故につながります。しばらくエアチェックしていませんでしたが、本日はやや長旅。しっかりチェックしておきましょう。

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準備ができたら出発。いつもの三軒茶屋入口から大橋ジャンクション、山手トンネル、そしてトンネルを出て東北道に向かいます。行楽シーズンだけどそれほどには混んでいなくて楽です。今日の目的地は少し遠めなのでいつもはわらび餅を食べる蓮田PA(東北道最初のPAで、駐車場が狭い割にはいつも混んでます)を通り越し、一気に羽生PAまで行きます。

09時50分 羽生PA着 今日はこちらで一休み。ちょっと小腹が空いたので紅茶と焼きたてパンでブランチ。最近のPAでは釜のあるパン屋さんが増えてきて、焼きたてを食べられるのが嬉しい。(こんな風にゆったりまったり食べたりしていると休憩時間はあっという間に1時間経ってしまいます。若いライダーさんなら一気に目的地に行くところですが、中年ライダーには休憩がとっても大事)

というわけで10時50分羽生PA出発

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矢板ICで高速をおり、そこからは一般道です。里山風景を楽しみながら12時、加藤農園到着。こちらでは入園料はとらず、買ったリンゴの重さ(1キロ500円)で課金するシステムです(ホームページでは入園料が記載されています)。先に狩ることができるリンゴの試食があります。本日の獲物は王林、陽光、名月、しなのゴールド。

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バイクケースの容量を考えて狩ったりんごは5個。ジュースにしたいので大きめの赤いリンゴ、陽光です。そしてアップルパイ用に紅玉を買いました。陽光りんご5個で 460 円と紅玉が一袋1000円。大事にケースに入れて持ち帰ります。

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それにしても、赤いリンゴがたわわになっていて見ていても嬉しい光景です。名残を惜しみながら13時出発。自分もバイクもお腹が空いてきましたので。

まず、スタンドを見つけたのでガソリンを補給します。170キロ 5.74リットル。VTRはだいたいリッター25キロ走るのでいつもの燃費です。

13時30分「道の駅やいた」つつじ亭でランチ。こちらは、地産地消をめざした農村レストラン。地元の野菜を使った料理が提供されます。お店にいるのはどうやらご近所のお母様たち(50〜60歳代かな)。なんだか、母の味、という安心感があります。そばセットが970円。手打ちそばと、かき揚げ丼のセットです。かき揚げは厚さ7センチはある大盛り。師匠は牛すじ煮込みカレー大盛り680円。ちゃんとそばがきもついて、しっかりしたお味でした。満足。

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さて、お昼を楽しんだら次の見所へ。14時40分 出発…

一気に目的地まで行きたいところですが、そこは中年ライダー、お昼などを食べると疲れと満腹でどうしても眠くなってしまうのです。目的地は羽生PAですが、手前の大谷PAで一休み。珈琲などで疲れを癒しました。いつまでもツーリングを楽しむためには疲れる前に休憩です。安全第一。

16時、本日もう一つの目的地、羽生PA到着。ここが、「鬼平江戸処」、というテーマパークになっているのです。

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すべての建物が池波正太郎氏の作品「鬼平犯科帳」にでてくる建屋を模して作られています。お店の看板は、鬼平犯科帳に登場する「盗賊に押し入られた日本橋の大店」、そして鬼平に馴染みの弥勒寺界隈、フードコートスタイルで提供されるメニューは、池波正太郎氏ゆかりのお店や日本橋の老舗名店がメニューを考案、提供しています。PAの一角では大道芸。本日は猿回しです。おやつにぜんざい、くずもちなどを賞味しました。お漬け物などをお土産に。

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こだわりと徹底ぶりで、来場者をとことん楽しませます。写真目的の人たちもいて、夕暮れ時の江戸風景を三脚持参で撮影待ち。

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お江戸にタイムスリップしたあとは、帰り道です。17時40分出発。そろそろ黄昏時。

ここで問題発生!PAの情報では外環道、中央環状内回りでは渋滞マークが点灯。まあ、行楽帰りは覚悟の上でいつも出かけていますが、なるべく避けたい。こんなとき、師匠は常に柔軟です。もともと車好きで若い頃は四輪で首都高乗り回して遊んでいたそうな。で、今回は最短距離ではなく、最も混まない道を選びます。

東北道で川口まで行き、そこからは最短距離ではなく東京をぐるっと大回りする中央環状外回りで湾岸道路めがけてハンドルを切りました。

一見遠回りですが、走ってみて素晴らしい景色を目にすることができました。川口PAから荒川沿いに湾岸道路まで一気に南下します。右手に青くライトアップされたスカイツリー(ちょうどこの日は「国連の日」で青くライトアップされていました)、葛西臨海公園の大観覧車を左手に眺め、湾岸道路、そしてレインボーブリッジへ。都心に戻り今度は東京タワーを右手に眺め、混んでいる渋谷方面を避けて目黒まで。風のある日ならバイクにはかなり怖い道ではありますがこの日は風もなく、また渋滞もなかったので都内名所をぐるっと一巡りの景色を楽しみながら気持ちよく疾走できたのでした。

お家に帰るまでが遠足。夜の東京中央環状をほぼ4分の3周。楽しかった思い出とリンゴをのせて無事19時半帰宅。総走行距離 350キロ。約12時間(食事、リンゴ狩り、休憩含む)のタイムスリップを入れた時間空間の旅でした。

紅玉リンゴはうちでアップルパイになりました。

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)