キレイになりたい!【50代歯列矯正体験】決して口を開けて笑わなかった私の大変身 高齢でも諦めない歯科治療

本稿ではかなりたくさんの醜い写真があります(歯並びの写真です)。

歯の治療に関心がある方のみ読み進めてください。

1. ずっと口を開けて笑えなかった

歯にステインが付いていることと、歯並びの悪さがコンプレックスとなり

写真をとるときは必ず口を閉じていました。

どんな笑顔の時でも…お口は閉じたまま。

開けると、こんな歯でしたから…

歯茎の色も悪く、ステインがこびりついて、歯ブラシではとれない。歯並びもガタガタです。

これが2015年までの私の歯並びでした(今は2018年)。

歯ブラシはしているものの、あまり効き目なく、しょっちゅう口内炎を起こしていました。

なんとかしようと買ったホワイトニング歯磨きとホワイトニング剤。

効きませんでした…

2. 58歳の決心

私は「歯周病」治療が得意という歯医者さんに30年近く通っていました。

その医師もお年を召して、あまり治療に熱心でなくなりました。

また、口内炎など、口腔の病気になってもあまり対応してくれなかったこともあり、

歯医者さんを替える、という一大決心をしました。

初めての歯医者さんにこの「腐れ歯」を診断していただくのは

ものすごく勇気が入りましたが、若い頃から気になっていた

歯並びを直してもらい、歯ブラシが乱杭の歯にも届く状態になってほしい、

その一心で矯正歯科を訪ねました。

すると、少し通い始めただけで、前歯の仮歯をキレイなものに入れ替えてくれたり、

下の乱杭の歯も

超音波歯ブラシで熱心に磨いてくださるなど、

かなり改善が見られるようになりました。

自宅で「ホワイトニング」は、一旦歯医者さんでキレイにしてからやるといい、ということも

のちに知りました。

3. 一年通って矯正開始

矯正歯科に通いつつも、「歯茎」の状態をよくしないと矯正器具はつけられない、と

1年間は一般歯科治療が行われました。

もう、矯正は無理なのかな、と思っていたら

やっと器具をつける許可がおりました。

 

器具をつけ、口内が不潔にならないよう歯ブラシとデンタルフロスで

熱心に歯の手入れを続けていくと、

歯並びはどんどんよくなり、

口内の衛生状態もよくなってきました。

始めの頃と比べると、すごい変化です。

4. 器具を外して、さらに歯周病の積極的な治療へ

一年で器具は取り外していただき、

現在、下の歯は「リテーナー」をつけています。

そして、今度はまた歯茎の積極的な治療です。

歯茎の中に潜む歯垢や歯石を、歯茎を切開して除去していきます。

今で半分終わったところです。

実は矯正治療を行っていく間に、噛み合わせが変わってきたのか、

前から動揺していた右前歯、先生の言葉によると「役割を終えて」とうとう抜けてしまいました。

この時点では、右前歯はまだ残っていましたが、もう根っこはほとんどない状態でした。

少し触ると右前歯は引っ張るだけで抜けていきました。

いずれ、そこにはインプラントが入ります。

それまでは左右の歯に支えてもらう状態。

そして昨日は上の仮歯を新しいものに付け替えてくれました。

艶もあってキレイです。

 

これまではどんなに笑顔でいても、口を開けることはしませんでした。

こんな笑顔も「口は閉じたまま」

でも、この歯なら大丈夫。

口を開けてにっこりすることができると思います。

この写真の時はまだ「新しい歯」でなく残念ですが、

今後、もっと「フル笑顔」でご挨拶できるのではないかと楽しみにしています。

50代、60代で矯正が無理、とか諦めている方がもしいらしたら

しっかり治療していただける歯医者さんを探し、

より笑顔の多い生活に、とお声がけしたいです。

もちろん人ぞれぞれで医療的なことはとてもリスクが大きい場合もあるので

誰にでも同じ効果がある、とは決して言えませんが、

悩んでいるならば、一度勇気を持って、

あるいは定期検診だけでも歯医者さんを活用して

健康状態の改善を図ってみることをお勧めします。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)