推理小説「ミレニアム」by スティーグ・ラーソンを読んだら、面白くて止まらない…

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推理小説「ミレニアム」by スティーグ・ラーソンを読んだら、面白くて止まらない…

1. 本書を知ったきっかけ

本書との出会いは、勝間和代さんが毎日配信している「サポートメール」の「ブックレビュー」で扱った、「脳を最適化する」本の週(週ごとにテーマが変わります)で紹介されていたからです。

「脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド」という本は、脳はまだまだ鍛えられるということを色々な切り口から解説しています。

「第一章 脳とはなにか」の中で博士は、「ミステリーを読むことは、頭をフル回転させるので効果的である」と言っています。

以下に引用します。

「良質なミステリーには巧妙な筋書きがあり、複雑な背景を携えた人物が登場します。それらの要素すべてを記憶し、エンディングを予測するには前頭葉を使いながらストーリーを追っていかなければならない。筋書きはもつれ、反転し、人物像は変化し、そこには場所もからんでくるといった具合にミステリーを読んでいる時は脳がフル回転しています。

そこで、私の心や記憶にミステリーがどんな影響を与えるか、シリーズものを読んでみることにしたのです。・・・一気に読み通せる良質なシリーズを探したところ、幸運なことにスティーグ・ラーソンの「ミレニアム」シリーズが英語で刊行されたばかりでした。」

という訳で、思わず買ってしまったわけです…もともと、ミステリー好き。

小学校の頃にシャーロック・ホームズをすべて読破し、クリスティを読み…とミステリーの「王道」を歩んできた自分なので読み始めたら止まらない。

子どもがいない頃など、夫の帰りが遅いのをいいことに、ご飯も食べずに一日中読みふけっていたこともあります。だから、なるべく「読まない」ことにしているのです。お勤めもあるし、寝ないといけないし、運動もしているし…だけど、読み始めてしまった…

2. どんな話か

物語は、雑誌(ミレニアム)の発行責任者、ミカエルが大物実業家の違法行為を告発する記事を書いたところ、「名誉毀損」で有罪になってしまった。

そんな彼に大企業グループの前会長ヘンリックが30年前におこった、彼の姪、ハリエット(ヘンリックは子どもがいない)の失踪事件の調査を依頼したところから始まります。

もしその事件を解決すれば、ヘンリックは大物実業家を破滅させられる証拠を渡す、と言う。ミカエルは気が進まないながらも、ミレニアムの再生のために事件の調査を引き受けます。

もう1人の重要登場人物はリスベット・サランベル。若い女性。フリーの調査員とあるが、家庭環境が複雑で、ひと付き合いができず、弁護士の監察下にあり、その弁護士からも裏切られたりして、自分のお金も自由にならない。

彼女は天才的なハッカーであり(周りには内緒にしている)、その能力で他の人ができないような調査ができる女性です。

もともとは、ヘンリックが自分の調査を依頼する前にリスベットの調査会社にミカエルの身辺調査を依頼した、という関係だったのですが、リスベットの調査能力が優れているところから2人は30年前の失踪事件の解決に向けて協力することになりました。

調査を進めるうちに、2人はヘンリックの一族の中に隠された忌まわしい事実を知ることになり…と、1つの失踪事件の謎解きが次から次へと新たな事件をまき起こしていきます。2人も危険な目に遭わされることとなり…

3. 2人の関係はどう進展するのか?

ミカエルという、中年の渋めのジャーナリスト(離婚していて高校生の娘あり)と、リスベットという人付き合いのできない、娘の年齢に近い調査員の組み合わせ。2人は近づいたり離れたり…ハッピーには展開しないような予感はするものの、ハラハラする…

副題の「ドラゴンタトゥーの女」は、彼女が身体にドラゴンを始め、様々なタトゥーをしていることからついています。

この物語は三部作となっていて、この2人を軸に2部、3部も展開していくのですが、作者のスティーグ・ラーソンは残念ながら50歳で心筋梗塞で亡くなっています

アマゾンで調べると、この2人の活躍の続きを渇望する読者のおかげで続編が別の作者によって書かれていました。それだけ、人気の高い作品ということです。

私はまだ三部作のうち一部を持っているだけですが、第2部も買ってしまいました。ああ、また、いろんなことが疎かになり、読書に夢中になって電車も乗り過ごすかもしれません。

結構分厚いですが、一気に読んでしまいます。おススメの本です。ネタバレになるので、このぐらいで。

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