もっともっと英語を自在に操れるようになりたい、さらに上をめざしたい、と
願い、一昨年9月から英語スクールに通っています。
カリキュラムの中で、私が苦手で嫌いなレッスンがあります。
このレッスンについては、正直「さぼりまくり」ました。
特に、昨年秋から始まったスクリプトは、「ビジネス英語の定型文」を
「英語らしい発音で」「覚えて」インストラクターのまえ(zoomまたはオフライン)で
チェックを受けるというものです。
たとえば、”Let’s get started! “から始まり、zoomで「お客様とのミーティング」前の
ボスと部下との「準備のための」会話などです。
ビジネス英語の定型文? もうさんざんやってきたし、今さらやる必要あるの?
というのが最初にテキストを見た時の私の感想でした。
で、担当インストラクターに「これからビジネスの世界で成功したい、
出世したい、という年代ならわかるけど、わたしはこんな英語いままで
散々やってきた。いまさらやりたくない」と
反抗し、まさにレッスンをボイコットしていたのです。
スクールの代表にも1時間以上説得されて、「いや、でも退屈だから」と
やらない気持ちでいっぱいで面談を終えていました。それが昨年のクリスマス前。
でも、まあ、その面談後「授業料ももったいないし、やれと言われていることをやらないのは
素直さが足りないな」と思い直しました。
以前、私の記事でも「伸びる人」の特性として、「素直さ」をあげましたが、
自分自身にももちろん当てはまるはず。
と、いうことでその「退屈なレッスン」に参加(zoom)してみました。
で、驚いたのが、(参加しているから当たり前ですが)みなさん、本当に
努力している!英語のスキルはそれぞれバラバラかもしれませんが、とにかく
20-30words, 40-50words, そして100words…最後には200wordsぐらいのテキスト(A4一枚の分量)を
丸暗記しているのです。
生半可な勉強量ではA4一枚分の英語を暗記するのは難しいです。
私が3分間プレゼンテーションで300wordsの原稿を暗記し、発表するまでどれぐらい
時間を使ったことか…
もう、テキストが退屈とか、おもしろくない、とかの話ではなく、ひとまとまりの
シーンを(英語らしい発音で)覚える、という本当の基礎訓練。
これを多くの受講生が「素直に」実行しているのですね。
頑張る仲間の姿を見て、正直、恥入りました。
TOEIC満点とったから基礎訓練をおろそかにしていい、ということではない。
慢心を戒めてきたつもりが、実は慢心していた。
「素直さ」の重要性に今更ながら気付かされたのです。
それ以降は、できる限りレッスンに参加しています。
そして、その退屈さを「楽しさ」に変える工夫をし始めています
(テキストをまるまる覚えられたら嬉しいですよね!)
英語学習は、何度も言うようですが「すぐに効果」はでません。
でも、私自身、この基礎練習を続けることで長い目でみたら
すごいことが起こるんではないか、と期待でワクワクしています。
みなさんにも、ワクワクする未来に期待を感じながら学んでいってほしいと
思います。