抗がん剤治療と運動:抗がん剤治療をしながらマラソンを走りきった記録(16)

便潜血反応が出る!

現状についての医師との話し合い(10月6日)より少し前、9月29日に人間ドックの結果についてクリニックから電話がかかってきました。

便潜血反応がでたので、精密検査をしてください」とのこと。

早速、まず人間ドックを実施したクリニックに予約。翌30日受診、大腸内視鏡検査を受けるように紹介状をいただきました。

乳がんと大腸がん

乳がんにかかると大腸がんにかかる人も多いとどこかで耳にしたことがあり、また、ネットなどで調べると、やはり「乳がんと大腸がんはお友達」と書かれていました。いよいよ不安になりました。

乳腺と同じ病院のほうがいいので、10月6日の医師との話し合いのために乳腺外来に行ったさいに消化器科に予約。翌日7日には消化器科の予約、そして、内視鏡検査の予約を10月22日に入れました。

どっちも「がん」だといやだなあ…かなり面倒なことになってきたなあ…というのが実感でした。

走る生活

身体の不具合はこのように色々あるものの、日常生活はあいかわらず走る日々

このころの過ごし方は以下のような感じで、朝走る生活は放射線治療が終わっても続いていました。

  • 月・水・金

5:10起床

5:30~6:00CFP(ファイナンシャルプランナー)試験の勉強

6:00-6:30お弁当作り 6:30-7:00

にんじんリンゴレモンジュース作り 7:00-7:30 着替え・化粧・出勤

  • 火・木

4:40起床

5:00-6:10 ランニング

6:10-6:30シャワー

6:30-7:00 お弁当とにんじんリンゴレモンジュース作り

7:00-7:30 着替え・化粧・出勤

「にんじんリンゴレモンジュース」については後ほど触れますが、がんについて様々な本を読み、食事の方法を改めた結果、自分なりにたどり着いたやりかたです。朝は、プチ断食。ジュースしか飲みません。

それまでは、朝は食パンに珈琲でした

また、お昼をお弁当にしたのは、50分のお昼休みの間に手早くお昼をすませ、お昼寝をするためです。職場でお昼寝をするのは、様々な本でも推奨されつつ(午後の能率が上がる)なかなかできないものですが、幸い職場には1人になれる空間があったため、放射線治療を始めるころから使わせていただいて、昼食後はソファで横になることにしました。

ほんの10-15分ほどですが、横になるだけでとても身体が楽になります。

通勤は片道一時間半。仕事がおわると出来るだけ早く帰り、夜は出来るだけ早く寝るようにしました。

大阪マラソンは10月26日。当日までに9月中に150キロぐらいは走りたい状況です。

インドへ

色々心配はあるものの、夫の出張についてとりあえずはインドへ。

夏休みもあまりとれなかったので、この旅行は楽しみにしており、キャンセルは全く考えませんでしたQOLを下げない、は自分でも徹底していました。

10月11日 インドに出発しました。

 

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)