髪を失った女性に優しいヘッドスカーフを届けたいプロジェクト 抗がん剤治療を受けた経験からも応援したい

抗がん剤治療を受けた経験から

実際、自分が本当に髪を失うまで、それがどんなに辛いことか、考えたこともありませんでした。

髪が長かった頃↓

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私は、2014年11月から2015年2月まで抗がん剤治療を受けました。

第一回目の抗がん剤投与を受けて、説明?通り髪が抜け始めました。

長かった髪は手術前にショートにして、ウィッグも用意していましたが、「もしかしたら自分だけは例外的に髪は抜けないんじゃないか」なんて、根拠もない希望を抱いていました。

自分は決して例外ではありませんでした。

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それからの半年は風が強いと頭を押さえ、バイクのヘルメットを取るときはヘルメットの下のウィッグを押さえるか、ヘルメットかぶったままトイレに駆け込むか、スポーツクラブにもほとんどいかず(着替えのときにウィッグがとれる)、と普段とは違う行動パターンをとっていました。

この写真はウィッグです↓このウィッグの下は髪がありません。ウィッグは27万円。自費です。

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角田真住さんとの出会い

2011年から所属している勝間塾のオフ会で角田さんと知り合ったのは私の抗がん剤治療も終わりかけていた2015年春ごろだったかな。

彼女は、ご自身が多発性脱毛症で、スカーフを作る事業に取り組んでいました。

私の脱毛は抗がん剤の副作用なので、治療が終わればいずれ髪は生えてきます。しかし、彼女の場合は髪がなくなることそのものが症状なので私なんかよりもっともっと辛いはず。多分、まだ治療法はないのでしょう。

少し髪が戻ってきた頃(抗がん剤が終わって2ヶ月ぐらい。断食のころ。2015年5月)

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でも、明るく美しい女、すごいなぁと感銘を受けました。その後、FBでその活動報告を見せていただくたびに、イイね!をしていました。

クラウドファンディングを立ち上げた!

そんな彼女がクラウドファンディングを立ち上げました。

「世界一優しい」髪を失った女性にヘッドスカーフを届けたい(角田真住) – READYFOR (レディーフォー)

彼女が群馬イノベーションアワードで受賞された時のことは下記のレポートが詳しいです。

群馬イノベーションアワードが熱かった : アシベノミクス

今は私も髪は戻ってきましたが、私も一枚「おしゃれ用」に用意したいと思います。

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抗がん剤治療で髪を失った方に是非おすすめください。本人は周囲には明るく笑って過ごしているとは思いますが、本音のところ、結構辛いと、自分の経験から思います。

私も応援していきます!

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)