乳がんとの日々(13)次の副作用–全身痒い!

抗がん剤2回目投与後 11月26日投与、その後

写真は、点滴中の様子です

2回目からの投与は、通院で行います。1回目の経験から、口内炎には細心の注意。だいたい2〜3時間おきのイソジンうがいか、歯みがきをします。歯みがきができない時にはスプレー式のうがい薬、、とにかく、口のなかに細菌が増殖しないように気をつけています。常にマスク着用。これも感染症を防ぐためです。

ところが、副作用は、今度は思わぬ形でやって来ました!

お医者さんに「保湿に気をつけてくださいね〜」とは言われていました。しかし、結果がわからないから何も対策をしていませんでした。それが起こったのは、東京が乾燥し、ちょうど投与後1週間目ぐらいの時。身体中が乾燥し、お風呂に入ったりして身体があったまると、全身掻き毟りたくなるようなかゆみに襲われたのです。痒くて、痒くて、掻きむしった後はミミズ腫れになりました。身体中、真っ赤っか。掻くんじゃない、と言われても無理。コタツに入った時も同じ。血行がよくなると、とにかく死ぬほど痒いのです。

慌てて薬局に行き、保湿剤と痒み止めを買いました。それ以来、毎日、お風呂上がりには全身に保湿剤と痒み止めを塗る毎日となっています。

副作用はいつ、どのような形ででてくるか、わかりません。抗がん剤は本当に怖い薬です。
ただ、今回は前回と違って痛みを伴うものではなく、薬を塗るだけで対応できたのでマシなほうです。

東京マラソンの練習もなかなか思うようにできません。11月の月間走行距離は入院と、寝込んだために2週間をロスし、僅か45キロでした。1年前はこの時期150キロ走っていました。
とはいえ、10月末には大阪マラソンに参加し、途中失速があったにしても完走しています。そんなに焦らなくてもいいかもしれませんが…

この時期、焦りながら、また、新たに出てくるかもしれない副作用に怯えながら過ごしていました。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)