乳がんとの日々(12)抗がん剤第2回目までの間ー警戒する

第1回目の抗がん剤治療後の過ごし方についての反省

前回は、油断して退院後、渋谷に出てお寿司を食べたり、口内衛生についても慎重さを欠いたところがありました。職場の産業医に相談すると、口内炎予防のための市販のビタミン剤は「倍量摂ってもいいぐらいですよ」といわれたので(どうせ多い分は排泄されますので)、指定されている量の倍服用し、あと、いつもいつも歯磨きやうがいが出来る訳ではないので、携帯できるうがい薬アズレンのスプレーを持ち歩きました。食後に歯磨きできないときは、それをシュッと口内炎ができやすいところに吹きかけます。普段は冬でもスカートパンプスのスタイルですが、今年ばかりはおしゃれよりも温かさ重視。UNIQLOのヒートテックを大人買いして(しょっちゅう洗いたいので)、この冬中はほとんど同じ服装で過ごしました。髪もないのでおしゃれする気にもなりませんでした。

持ち歩いたアズレン↓
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また、職場の健康管理室で「Work-Life Vision with Cancer 「がんと働く」リワークノート」という小冊子をいただき、抗がん剤治療中におこった体調の変化を書きとめました。

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ひどい副作用は2週間ぐらいで、次の抗がん剤1週間前ぐらいには普通の生活ができるようになり、勝間塾収穫祭などの楽しいイベントにも少しずつ参加できるようになりました。仕事は休めないので、多少無理をしてでも出勤するようにしていました。

2回目の抗がん剤は11月27日。そろそろ寒さも増してきました。1回目は入院しましたが、2回目からは病院内の「通院治療センター」というところに通います。

その頃の東京マラソンの準備は、週2回朝10キロ走、週末ロング走という目標を立てていました。しかし、11月は入院し、また、副作用で寝込んだりしたので目標は月100キロだったのですが、結局45キロしか走ることができませんでした。もう少し走り込みたかったのですが。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)