TOEICリスニングのコツは「頭の中に状況を思い浮かべる」こと

TOEICにせよ、英検準一級にせよ、リスニングは、同時に選択肢を読むリーディングでもあります。
得点を上げる、という点では選択肢を読む速度を上げるとそのままリスニングの得点アップにつながります。

では、早く「読む」にはどうしたらいいか?選択肢から得られる情報を「想像する」ことです。単語がわからないこともあるかもしれませんが、とにかくわかる状況を想像します。そうすると、問題文が読み上げられた時に、ほぼ瞬時に答えがわかるようになります。

読む、ということは「頭の中に状況を思い浮かべる」ということです。日本語でも、聞いたときに状況が浮かびますよね?たとえば、TOEICでは、「この会話が行われているのはどういう場所か?」という設問がよく出てきますが、選択肢は、1.工場、2.オフィス、3. 食堂、4. 家の中(まあ、こんな極端な選択肢はありませんが)などです。

予めそれぞれの場所の情景が先に浮かんでいると、問題文を読まれた時に合致するところに素早く気づくことができます。

要は、字面だけではなく、いかに情景が浮かぶか、なのです。簡単な英文をたくさん目にして読んだ情景が思い浮かぶようになったらリスニングの得点は飛躍的に上がります。これ、日本語でも普通にみなさんがやっていることですよ。

今日は英検準一級をめざす学習者さんと模試会。リスニングを実施しました。少しずつスコアが上がってきていて、本番が楽しみです。

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)