女性のためのバイクスクール、チームマリ@ツインリンクもてぎと、メロン狩りツーリング (1)

随分と欲張った企画であります。バイクスクールとメロン狩り。さすがに1日では無理なので、週末2日の土曜日はレッスン、日曜日はメロン狩りであります。

梅雨空が心配な6月20〜21日、2006年にバイクの免許をとって2008年から参加し始めた女性のためのバイクスクール、チームマリの練習に出かけました。

免許とったのだからスクールで習う必要などないのでは?と言う人もいるかもしれませんが、免許とったからと言ってすぐに公道デビュー出来るとは限りません。特に私のように「中年」になってからのライダーは何かと危ない。怖いですから。自分の運転も信用できないし、車が近寄っても怖い。Uターンだって、免許とったからといって「できる」わけではないのです。何度も何度も練習を繰り返して、そしてやっと公道で心配なくできるのです。

レッスンに参加を始めた最初の頃はスクールでレンタル車を使って練習していましたが、最近では自車(Honda VTR250)での練習です。バイクは鉄馬とも言いますが、愛馬と息を合わせていくこと、互いのクセを知っていくことでまさに人馬一体となり、危険回避に役立つのです。

当日は6時半出発。9時半集合、レッスンは10時開始です。会場は栃木県の「ツインリンクもてぎ」。間に合うか心配でしたが、首都高、都心環状、常磐道(途中、三郷付近で自己渋滞あり)を走りに走って(あ、もちろん安全運転ですよ。レッスンに出かけて事故っていたのではお話しになりませんからね)ぎりぎりに到着。レッッスン中はミラーを外さないといけないので(転倒したときに割れたら帰れなくなりますからね)、その作業にも予備の時間が必要です。

チームマリのレッスンは昨年7月の乳がんの手術の直前に行ったきりで、ほぼ一年ぶりでした。バイクには乗っていましたが、とにかく抗がん剤の影響で髪がなく、「ヘルメットをとったらウィッグも一緒に脱げちゃう」状態だったためにレッスンに集中できないだろうと思って行かなかったのです。

今も髪はまだ完全には戻っていないですが、ようやく坊主刈りぐらいになり「ベリーベリーショート」な感じにまで回復したので参加を決意しました。

レッスンはランチをはさんで全部で5時間ぐらい、インストラクターの方々がそれぞれの「練習希望」(小回りがきくようになりたい、とかUターンができるようになりたい、とかいうリクエストです)を叶えるべく作った練習コースでパイロンをすりぬけすりぬけ身体とバイクの動きを一体化させて行きます。途中でインストラクターが細かなアドバイスをしてくれます。

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今回のレッスンでは自分は特にテーマを決めず、メリハリのある運転を心がけました。アクセル、ブレーキのタイミングをパイロンの間でうまく調節する、というものです。パイロンの間隔が、進むにつれて狭くなって行くコースでは最初からうまく切り返していかないと最後にはパイロンを引っ掛けてしまうことになります。公道上では事故になります。そうならないように身体全体でバイクを動かすコツを覚えて行くのです。コース上ではどんなに失敗しても構いません。転んでもあまりたいしたダメージもありません。こうやって、「安全なところで危険回避」する方法を身につけるのです。

練習の合間には、こんなことして遊んでいたりします↓

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幸いお天気もよかったので暑いぐらいの一日でした。しっかり練習し、その日は近くのビジネスホテルに宿をとりました。いよいよ翌日は「メロン狩り」です。

長くなるので、稿を改めて果物狩りに続きます。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)