お盆休み。どこへ行っても絶対混みますよね。
私はお盆、正月は都内ツーリングに決めています。
今回はこんなところに行ってみました!
1. お盆ツーリングは都内の街走りと決めていた
夏、バイクにはツラいです。
冬もツラいけど…電熱ウェア「ヒーテック」を買ってからはあまり寒さは過酷ではなくなりました。
夏はまだ「涼しく走る」手段(風もなまぬるい…)が見つかりません。
でも、せっかくの休日。楽しみましょう。
都内の人たちがこぞって都外に出かけるお盆は「街走り」のチャンス!
早速「東京、ぶどう狩り」で検索。
見つかりました!
馬部ぶどう園。深大寺にあるようです。うちからの時間も1時間かからないぐらい。行ってみましょう!
2. 馬部ぶどう園でぶどう狩り
高速に乗らなくてもよい距離。目指すは調布、深大寺あたり。
到着すると早速「ご試食どうぞ!」と出してくれたぶどう。
美味しいです!期待が高まります!
ぶどうはもぎ取り量り売りシステム。
農園主の馬部(ぼべ)さんが案内してくださいます。
ぶどうの下に立ち、「あれ!」とぶどうをご指名。
「どれがおいしいか、どうしてわかるんですか?」と聞くと「そりゃーね、僕は50年ぶどうを見てるからね!」と深みのあるお言葉。
こうして師匠と私でシャインマスカット(緑の品種。甘くて美味しい!)2房、藤稔(巨峰と同じ黒い品種ですが、巨峰より粒が大きい)2房を「狩り」ました。4房で4320円。一キロ1900円ぐらいだそうです。
持ち帰るように袋に入れてもらったのですが、やはり現地で食べるのが狩りの楽しみ。ほぼ一房ほどをぺろりと2人で食べてしまいました。
実が大きいので食べ応えがありました!
お土産発送も承っているそう。出荷に大忙しでした。
3. 都立神代植物公園、深大寺、鬼太郎茶屋、深大寺そば、湯守の里ー楽しみてんこ盛り!
馬部ぶどう園から15分ほど。
バイクを神代植物公園(東京都立の植物園。入場500円/大人)の駐輪場に停めます。
そして植物園へ。深大寺は植物公園を通り抜けた反対側。植物公園の散歩を楽しみます。
夏の散歩には最高の木陰を作ってくれる並木道、小川のせせらぎ。そして蝉の声。
夏はお花はあまりないだろうな、と思って入りましたが四季咲きのバラも美しく、蓮は可憐です。
参道に入ろうとすると目の前に「鬼太郎茶屋」。いろいろ面白そうなグッズもあり、水木しげるさんの故郷鳥取名物の「二十世紀なし」風味のソフトクリームがあったのでちょっと味見。
妖怪喫茶や2階の「癒しのデッキ」など、ゆっくりできる空間もあり、楽しそう!
鬼太郎とねずみ男と一緒に記念写真をとりました。
深大寺は開創以来1300年を越える天台宗のお寺です。
お線香を焚き、本堂を拝していよいよお蕎麦に向かいます。
深大寺といえば「深大寺そば」
深大寺周辺の土地が、米の生産に向かないため、小作人はそばをつくり、米の代わりにそば粉を寺に納め、寺ではそばを打って来客をもてなしたのが、深大寺そばの始まりと伝えられているそうです。(調布市郷土博物館 テーマ展「深大寺そば」より)
深大寺周辺には、20軒ほどのお蕎麦屋さんがしのぎを削っているようです。
こちらは「お蕎麦の観音様」
で検索すると一番人気のお店はやはり長蛇の列。
残念ながら自分はそれほど「味の違い」がわかる人ではないので一番のお店でなくても楽しめちゃいます。
思ったよりコシが強かった。いや、美味しかったですよ!
上は二八そば。師匠は、下の太い十割そば。せっかくだから十割がよかったかも。
神代植物公園は入場券に日付印を押してもらって外に出れば再入場可能なので再び散歩しながらバイク駐輪場に戻ります。
温室の「ベゴニア」が大きな花を咲かせていてびっくりしました。小さな花のイメージしかなかったので。
たっぷり歩いた後はさっぱり汗を流したい。
神代植物公園からほんの10分ほどバイクを走らせればそこに「天然温泉」が!
深大寺周辺、私の好きなものがそろいすぎています!!
入館料は館内着をつけて1200円(フリータイム)。ゆっくり入りたかったので館内着(200円)をつけました。(土日料金です)
平日料金 (月~土) | 大人 | 幼児・小学生 | |
---|---|---|---|
一般 | 時間フリー タオルセット・館内着付き |
1200円 | 700円 |
カラスの行水 | 60分内利用 タオルセット無し・館内着無し |
800円 | 500円 |
日・祝料金 | |||
一般 | 時間フリー タオルセット付き・館内着無し |
1200円 | 700円 |
カラスの行水 | 60分内利用 タオルセット無し・館内着無し |
900円 | 600円 |
こちらのお風呂は「風水設計」が施されているようで、運気が高まるように設計されているそう。
また、泉質は等張性・弱アルカリ性のナトリウム塩化物で、多くのミネラル(陽イオン、陰イオン)を含んだ黒褐色の湯。
健康維持に湯治として利用できるそうです。
岩盤浴、リラクゼーション、エステ、お風呂上がりにゆっくりできる2階の休憩室、お食事処、ハンモックのある1階の軽食喫茶室。
お風呂の中は写真がとれませんが、足湯もあります。
温泉規模は大きくないですが、楽しみ、癒しがぎゅっと詰まっている温泉です。
帰りもラクラク都内走り
すっかり遅くなり、湯守の里を出た頃は6時半ごろでした。調布から自宅までナビで見たら1時間ほど。
さすがお盆の都内。ほとんど渋滞することなく、小一時間で帰宅することができました。
お盆の都内はツーリングには最高です!
輪行メモ:2016年8月14日(曇りのち晴。最高気温30度)