「職場近くに住むことにしましたー」
と電撃発表したとき、周りはどういう反応をしたか?
なかなか面白かったのでメモメモ、です。
1. 夫
夫には事前相談なく(いいのか?)、不動産屋さんに「借ります」と意思表明し、申し込みの書類を書いてから話しました。
そういえば、大学院行くときもそうだったかな?私。
重大事は、なかなか話せない。いや、反対されると反論できる自信がないから話さなかったのかな。
夫は普段からあまり動じない人ですが、今回も根掘り葉掘り理由を聞くことはなく、
ただ、「通勤がつらいのだ」と訴えると、「へえ、そうなの?別宅ができるとなると、僕の事務所にしようかな?」と。
あれ?案外肯定的。
これがとてもありがたかったなあ。
事務所にするほどの広さはないですが、お布団は用意しておきます。はい。(夫にとっても、私の職場の最寄り駅のほうが彼の職場に近いので)。
2. 同居のこどもたち
「えー、まま、別荘できたの?かっこいー」ふむふむ。
普段、私に家事を任せているようだけど(単に私が「待てなくて」やっているだけ、なんでしょうね。彼らにとっては)、
自分でやろうと思えばできる人たち。動揺ひとつせず。ちょっと安心。
3. 離れて暮らす長女
妹から聞いたか、夫から聞いたか、だけど。
「まま、別荘もつんだって?」とメール。
いやいや、そんな豪華な暮らしではないのだよ。
あるのはiMacだけ …のひととき。
4. 同僚
「遊びにいくー、女子会やろー」
お待ちしてまーす!!!
5. 上司(女性)
「(近くになったからといって)残業しないでねー」「ご主人と何かあったんじゃないのね?」とご心配。
「いやーなんもないです。みんな女子会で盛り上がってますよ」
「えー、私もいきたーい」
うん、ご理解いただけた!
6. 上司(男性)
「(マラソンの)練習したいんだね?」
なかなかわかってらっしゃる。
7. 友人関係
女性「え、遊びにいきたーい」「私のゴルフの基地にちょうどいい場所だわー」
はい、ご利用ください。
男性「思い切ったことするねー」
8. 久しぶりに会った高校の同級生たち
「面白いことするねー、基地ができていくの、楽しみにしてるよ」
台所は劇狭なので幅40センチのつっぱりラックを見つけて設置(案外高かった。10000円越えのステンレスラック)
なんか、面白がってる…
初ひとりごはん。ダンボール箱の上。秋刀魚の蒲焼きは、レトルト。
9. こんな反応も…
同年代の男性の研究者(夫と同じぐらい)で同じく長時間通勤をしている方。
「僕も長距離だから近くに住むこと、考えたことあるけどね、やっぱり家族が好きだからやめた」
言いかえさなかったけど…
私だって家族は大好きで大事だけど、多分、あなたと私では、帰宅してからの家事労働の量が違うんだよね。
私ぐらいの年代の男性は家にくつろぎに帰宅するし、家事は「手伝えばいい」ぐらいに思っている。
でもね、家事当事者の自分は家に帰ってからもう一仕事あるの。
就寝までの時間、それこそ自分のことは最後にしかできないぐらい、いろいろあって、やがて時間切れで1日が終わる。
仕事好きな夫が帰ってくる時間は私がちょうど寝る頃。
夫から見ると「僕が仕事終わって帰宅したら寝てた」って呑気に思っているかもしれないけど、
私は家族の誰よりも長時間通勤して、外でお仕事して、帰宅してもう一仕事しているんだからね。
家族の誰よりも両立してきた自負があるから、少し解放してもらおうって思ったの。
家族が大事でないとか、家族がきらいなわけじゃない。
むしろ、娘の言葉で言えば「家族の中で一番メンタル弱い」のが私。
寂しがり。
だからこそ、家族を責めないためにも余裕が欲しかった。
10. まとめ
夫、そもそも自立済み。
子供達、自立するように育てたはず。
なんで、信頼しなきゃ。
↓ニトリで揃えた最大1.5号炊きの炊飯器と2000円以下の電気ポット。10000円の冷蔵庫。
結局、私の家族、結構面白がってるみたいなんだよね。
「まーた、ママが変なこと始めたよ」ってね。