主婦をやめて一人暮らしを始めました(4) そのわけは?「周りの反応」編

「職場近くに住むことにしましたー」

と電撃発表したとき、周りはどういう反応をしたか?

なかなか面白かったのでメモメモ、です。

1. 夫

夫には事前相談なく(いいのか?)、不動産屋さんに「借ります」と意思表明し、申し込みの書類を書いてから話しました。

そういえば、大学院行くときもそうだったかな?私。

重大事は、なかなか話せない。いや、反対されると反論できる自信がないから話さなかったのかな。

夫は普段からあまり動じない人ですが、今回も根掘り葉掘り理由を聞くことはなく、

ただ、「通勤がつらいのだ」と訴えると、「へえ、そうなの?別宅ができるとなると、僕の事務所にしようかな?」と。

あれ?案外肯定的。

これがとてもありがたかったなあ。

事務所にするほどの広さはないですが、お布団は用意しておきます。はい。(夫にとっても、私の職場の最寄り駅のほうが彼の職場に近いので)。

2. 同居のこどもたち

「えー、まま、別荘できたの?かっこいー」ふむふむ。

普段、私に家事を任せているようだけど(単に私が「待てなくて」やっているだけ、なんでしょうね。彼らにとっては)、

自分でやろうと思えばできる人たち。動揺ひとつせず。ちょっと安心。

3. 離れて暮らす長女

妹から聞いたか、夫から聞いたか、だけど。

「まま、別荘もつんだって?」とメール。

いやいや、そんな豪華な暮らしではないのだよ。

あるのはiMacだけ …のひととき。

4. 同僚

「遊びにいくー、女子会やろー」

お待ちしてまーす!!!

5. 上司(女性)

「(近くになったからといって)残業しないでねー」「ご主人と何かあったんじゃないのね?」とご心配。

「いやーなんもないです。みんな女子会で盛り上がってますよ」

「えー、私もいきたーい」

うん、ご理解いただけた!

6. 上司(男性)

「(マラソンの)練習したいんだね?」

なかなかわかってらっしゃる。

7. 友人関係

女性「え、遊びにいきたーい」「私のゴルフの基地にちょうどいい場所だわー」

はい、ご利用ください。

男性「思い切ったことするねー」

8. 久しぶりに会った高校の同級生たち

「面白いことするねー、基地ができていくの、楽しみにしてるよ」

台所は劇狭なので幅40センチのつっぱりラックを見つけて設置(案外高かった。10000円越えのステンレスラック)

なんか、面白がってる…

初ひとりごはん。ダンボール箱の上。秋刀魚の蒲焼きは、レトルト。

9. こんな反応も…

同年代の男性の研究者(夫と同じぐらい)で同じく長時間通勤をしている方。

「僕も長距離だから近くに住むこと、考えたことあるけどね、やっぱり家族が好きだからやめた」

言いかえさなかったけど…

私だって家族は大好きで大事だけど、多分、あなたと私では、帰宅してからの家事労働の量が違うんだよね。

私ぐらいの年代の男性は家にくつろぎに帰宅するし、家事は「手伝えばいい」ぐらいに思っている。

でもね、家事当事者の自分は家に帰ってからもう一仕事あるの。

就寝までの時間、それこそ自分のことは最後にしかできないぐらい、いろいろあって、やがて時間切れで1日が終わる。

仕事好きな夫が帰ってくる時間は私がちょうど寝る頃。

夫から見ると「僕が仕事終わって帰宅したら寝てた」って呑気に思っているかもしれないけど、

私は家族の誰よりも長時間通勤して、外でお仕事して、帰宅してもう一仕事しているんだからね。

家族の誰よりも両立してきた自負があるから、少し解放してもらおうって思ったの。

家族が大事でないとか、家族がきらいなわけじゃない。

むしろ、娘の言葉で言えば「家族の中で一番メンタル弱い」のが私。

寂しがり。

だからこそ、家族を責めないためにも余裕が欲しかった。

10. まとめ

夫、そもそも自立済み。

子供達、自立するように育てたはず。

なんで、信頼しなきゃ。

↓ニトリで揃えた最大1.5号炊きの炊飯器と2000円以下の電気ポット。10000円の冷蔵庫。

結局、私の家族、結構面白がってるみたいなんだよね。

「まーた、ママが変なこと始めたよ」ってね。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)