便秘解消の食生活!石原結實先生のにんじんリンゴレモンジュースで快腸

あなたは便秘で苦しんでいませんか?

これは本当に自分の身に起こったことです(こちらの記事は最初の公開が2015年11月。2017年1月にアップデートしています)。

新聞の便秘解消の広告(おなかぺたんこ!)とか、テレビでの薬のCMとか見るたびに、この方法を試してみたらもっと楽に便秘は解消されるのに…という気持ちがわいてきて、「効果には個人差があります」というところはあるのだけれど、私が便秘解消できた方法を是非ご紹介したいので書いてみます。

1.  がん宣告と抗がん剤治療

2014年6月、乳がんを宣告されました。7月に手術、8月から9月にかけて放射線治療、11月から抗がん剤治療を受けました。抗がん剤治療はつらく、特に口内炎がひどく、体力も落ち、苦しい治療でした。

抗がん剤を受けるかどうか、本当に「死ぬほど」悩みました。これまで健康で、昨年(2014年)2月には初フルマラソンを走り抜いた自分です。そして、何と2年続けて東京マラソンに当選していました。東京マラソンの当選確率は10倍。2年続けてだと100人に1人の確率になります。

せっかくの当選、だけど、抗ガン剤治療をすると、髪が抜け、体力も低下します。(髪が抜けないタイプの抗がん剤もありますが、それは、がん細胞のタイプにより適用可能かどうか決まるので、「髪が抜けないタイプ」を自分から選ぶことはできません)

2.  がんについて学ぶ

がんについて勉強しようと、たくさん本を読みました。全部ではありませんが、ご紹介すると…

石原 結實先生:もしガンになったら、でも、ならないために (WAC BUNKO)

患者の体験として興味深かったムラキテルミさんの本:
ガンは自分で治す (ロング新書)

余命3カ月のガンが消えた1日1食奇跡のレシピ

抗がん剤絶対反対の近藤 誠先生の本:

がんより怖いがん治療

必ずしも抗がん剤が悪いばかりではないはず、と思って読んだのは長尾 和宏先生の本:

抗がん剤 10の「やめどき」~あなたの治療、延命ですか? 縮命ですか? (あなたの治療、延命ですか?縮命ですか?)

抗がん剤について、ガン治療について、多くの人が様々な意見で本を書いていて、何が真実か、本当のところわかりません。最後は自分で判断するしかないのです。私の場合、最初に挙げた石原先生の本が一番納得のいく内容でした。そしで、自分が出した結論は、「抗ガン剤に負けない体を作る」というものでした。

乳がんそのものは初期で、全く症状もありませんでした。でも、抗ガン剤は、一度点滴をすると、その後 は感染症への警戒、白血球の減少など様々な不具合が出てくるのです。ただし、仕事やマラソン練習は続けられたので、副作用の出方はかなりましなほうだったと思います。

3.  にんじんリンゴレモンジュースを試してみる

石原先生の本で勧められていたのが、にんじんリンゴレモンジュースです。乳がんに特化した「治療」というものではなく、「がん」という病気そのものへの自己治癒の方法です。薬ではありません。特に強調されていたのは、「排泄が大事」ということ。

それまでは、本当に頑固な便秘で、普段は、朝ごはん(トーストと珈琲、たまにサラダ)を食べてしばらく新聞を読むなど、時間をかけないと便意はやってこなかったのです。朝の出勤支度などを始めると、忙しくて「その気も失せる」あるいは「我慢してしまう」という感じで、1日失敗するとそのまま数日気分が悪く、そのうちに便が腸内で固まってしまう…結局薬に頼ることになる、という繰り返しでした。

朝は何か食べて胃腸を刺激しないと便がでない、と思っていたのです。

しかし、「半日断食」を薦める甲田先生の本

奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫)

では、朝は排泄の時間、胃腸を休めるということが大事であると説かれています。でも、「しっかり朝ご飯を食べましょう」といわれて育った世代の私にとって、朝ご飯抜きはなかなか出来ない。本では「柿の葉茶」が勧められていたので飲んでみたけど美味しくない。第一、仕事にいって頭が働くのかしら、結局この本一冊だけでは朝ご飯抜きは実行に移すことはできませんでした。

しかし、もう後がないぐらい追いつめられている自分にとって、石原先生のにんじんリンゴレモンジュースは試すぐらいの価値はあるかも、という気持ちが湧いてきました。2014年10月、ジューサーを買い、朝は蜂蜜入りしょうが紅茶とにんじんりんごレモンジュース、出勤後に豆乳紅茶、シナモンと蜂蜜入り、昼は社員食堂で蕎麦(わかめやとろろをトッピングします)、夜は食べたいものを食べられるだけ、という生活を始めました。ジューサーはパナソニック製で、「モーター」で動かすものですので、品質を考え、やっぱり日本製がいいかな、と選びました。1年間ほぼ毎日使用していますが、故障もなく、重宝しています。

(以下2017年1月追記)

2016年12月、2年間使った上記のジューサーはモーターが老朽化し、搾りが悪くなってきたので、新しくジューサーを買いました。今、その出来上がったジュースの美味しさに魅了されています。一日作らないと家族からリクエストが出るぐらいです。製品名は➡️ヒューロムスロージューサーです。比較記事を書きましたので文末をご参照くださいね。

4.  朝、にんじんリンゴレモンジュース生活を実施した結果

その生活を始めてから、本当に便秘がなくなりました。2015年2月の東京マラソンに向けて、自分は週2回、朝4時半に起きて10キロのランニング練習をしていました。就寝中に抜けた水分を補うために朝一番に紅茶を飲みますが、それ以外は何も口にせず、走り始めていましたが、走っている途中でトイレに行きたくなるほどでした。練習がない日も、朝イチは紅茶。それだけでトイレに行きたくなり、すっきりします。その後、ジューサーでにんじんリンゴレモンジュースを作り、出勤します。

ここで気になるのは生の野菜や果物についているかもしれない「農薬」です。あまり神経質になっていては何も食べられませんが、少しでも安全なものを口にしたい。家族にも提供するもので、毎日飲むものです。

レモンについては、済陽 高穂先生の著書:今あるがんが消えるレモン・にんじん・りんごジュース

で紹介されていた岡野農園さんのレモンを使っています。5キロ送ってもらうと一月半ぐらい毎日ジュースに使えるのですが、冷蔵庫の野菜ボックスに新聞紙に包んでそれをスーパーの袋に入れて袋の口を縛っておくと十分もちます。

にんじんについては、スーパーで買ったものを使いながら長らくインターネットなどで無農薬のものを探していましたが、やっと見つけました。にんじんを専門に扱っている以下のショップでまとめ買いをしています。買い物の重さもなく、重宝しています。

【送料無料】にんじんとりんごのジュースセット (無農薬にんじん10kg+りんご3kg)【無農薬人参】【リンゴ】【ニンジンジュース】【コールドプレスジュース用】

早速購入してみました。スーパーではあまり見られないようなごつごつ不格好のにんじんですが、一本一本が大きい!ジュースにするだけなので形は問いません。(最初は5キロほどまとめて購入しました)。

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また、スーパーで材料を買ってきて農薬が心配なときはボールににんじん、リンゴなどを入れて水につけて一晩おく、という方法もあります。

にんじんとリンゴは皮ごとジューサーに入る大きさにカットするだけ。レモンもそのまま。リンゴは、タネも栄養がある石原先生がおっしゃるので、タネもとりません。

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このように準備して、固い材料から先に入れ、搾っていきます。以上の材料で500ccのジュースができます。 (スロージューサーにしてからは)だいたい700CC作れます。夫もこどもも楽しみにしているので、4人で分けて飲みます。朝はそれだけ。ジュース作りが面倒な人もいるかもしれませんが、朝食より簡単です。

本当に胃腸を休めることの重要性を実感しています。ただし、胃腸の強さは本当にそれぞれだと思います。私のように腸の力が弱いタイプは休めたほうがいい。たとえば、夫はもともと便秘知らず。どこにいても朝イチにすっきりするようです。多分、胃腸が強い人は、そもそも便秘しないのです。だから朝ご飯を食べるかどうかは彼はまったく気にしていません。

しかし、胃腸の弱い人、ストレスに弱い人は、朝ご飯をたくさん食べてトコロテン方式を期待してもダメだと思います。胃腸が疲れるだけ。腸が余計緊張して水分を吸収、便が硬くなるのです。

ただし、抗ガン剤治療中は、胃腸も攻撃を受けたみたいで便秘になりました。抗がん剤の点滴を打ったあと3日ぐらいは必ず便秘。身体が少し慣れると、ジュース生活でまた快腸になりました。

とにかく、便秘がちな人、ストレスに弱い人は腸をいたわってあげて(休ませて)ほしいです。朝ご飯の時間をジュースにするとか、自家製ジュースが面倒くさいという人は市販のにんじんジュースにするとか。

「朝ご飯ぬき」で仕事や運動をすることが心配な人もいるかと思いますが、大丈夫です。私は朝ご飯抜きでも20キロ走れます。ただ、途中でエネルギーが切れるとまずいので、10キロ以上走るときはスポーツゼリーを補給します。10キロだと飲み物だけで走れます。

あ、ひとつだけ繰り返しますが、私は出勤後、豆乳紅茶に蜂蜜とシナモンを入れて飲みます。蜂蜜の甘みで食欲が少し満たされることと、蜂蜜の免疫効果、シナモンは風邪の予防に効果があるそうなので。おかげかどうか、昨シーズンは風邪ひとつひきませんでした。この2年間、インフルエンザ、風邪にはかかったことがありません。

仕事は集中できます。慣れます。逆に食べてから出勤すると体は消化のためにエネルギーを使ってしまいます。また、胃腸が刺激されるので、却って昼ご飯までの間に「お腹空いた」という感覚が強くなります。

5.  まとめ

私は小学生の頃から56歳になるまで便秘がちでした。しかし、ジュース生活にして以来、便秘はありません。50年近い便秘が、朝ご飯をジュースに変えた、それだけで治ったのです。

便秘で「薬」を飲んだり、新聞広告にでているようなちょっとよくわからないものを買って口に入れるより、ジュース以外何も口に入れないことで治したのです。すっきりいい形の便が出たときの快適さは、格別です。それが毎日です。出勤のときの気持ちが全く違います。しかも、薬のように量が増えたり、お腹が痛くなるということはまったくありません。お腹はペタンコになります。

一度、試してみてください。

スロージューサーについて詳しく知りたい方はこちらのリンクから↓ 本当におススメなのです。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)