母の介護日誌 耳鳴り?幻聴?がカラオケに聞こえる…という母

数ヶ月か1年単位か忘れたけれど、

母は夜中に近所でカラオケをやっていると主張するようになった。

耳が遠くなって日常会話さえ聞こえにくい母が私にも聞こえないカラオケが

聞こえるはずがない、と否定するのだけれど、

何度も何度も主張する。

私は幻聴か耳鳴りだと思っている。

そのカラオケにあわせて歌っている、とまで言うので

不快でないならカラオケに聞こえているほうがいいかと思っている。

しかし、娘の私のいうことは絶対信用しないんだな、これが。

今日は孫をつかまえてカラオケ聞こえないか?と言っていた。

元旦から夜中にカラオケなど、普通の人は滅多にやるものではない。

年末に補聴器を新しくする手配をした。

これで日常生活の不便さが少しでも改善し、

かつ、

幻聴?に悩まされないようになれば、と思うけれど、

幻聴は耳の問題というより、精神的な問題なので

その音が不快なほどに大きくならないことを祈るばかりである。

それにしても、元旦からお墓参りに行きたいといい、

ちゃんとお墓の掃除もしていて

2018年はまだ元気で始められたことがありがたい。

1日でもこの平穏が続くよう、祈りながら始まる1年である。

 

 

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)