大野 清美 詐欺だと思ったメールは…
2017年7月、「2年」と決めて始めた、食住接近、家族と住む家から離れての一人暮らし。
有り体に言えば「自分探し？（迷子ではないです）」、
あるいは「家事放棄?(いえいえ、どちらの家でもかなりやってます）」あるいは
「やめ主婦（うん、これは本当）」暮らしを
続けて、ほぼ2年が経過しようとしています。
先日、私の携帯のショートメールに
「かしてどっとこむ」から満了日の連絡です。伝票番号xxxxx。満了日7月8日 延長か回収のご希望を6月15日までにご連絡ください。
というメッセージが入りました。
え？何か、買ったっけ？詐欺メール？と一瞬思いました。
2017年に描いた未来に到達したか？
2年たったら、週4日勤務になり、もっと時間ができる。
そのころまでに自分がやりたいことを見つけている、そして歩みだしている！
と考えていました。
確かに「得意の英語を人の役に立てるようにする」という目標を立てることにはたどり着きました。
が、その具体的な方法、「最適な英語教授法」を確立する、というところまでは至っていません。
また、英語を教えるという立場から日本の英語スクールを眺めてみると、
そのレッドオーシャンぶりに驚愕。
まさに大海にいきなり投げ出された小さなこどもイルカみたいに
サメやクジラが泳ぐ真っ赤な海の大きさと波の激しさにおののくばかりでした。
だからといってひるんで何もしないというわけではなく、自らいくつかの英語スクールに入り、
あるいは指導者向けのセミナーに出て。。。まあ、試行錯誤をしています。
また、英検準一級合格をめざす友人の伴走も務めています。
直接英語を教えるわけではありませんが、進捗を見守り、時には弱点の補強のためのアドバイスをします。
まだ自分が教壇に立つ、という具体的行動にはなっていませんが
単発セミナーとかは何度か実施できました。
最近はだんだん、教えている自分のイメージがわいてきました。
つまり、そのショートメッセージは、結局、当初2年と決めていたレンタル洗濯機の
返却期限だったのです。
（2年前、持ち物が増えることを嫌った私は、大物家電はレンタルで済まそうとしました）
なので、イマココ
イメージは湧いてきたものの、具体的な行動にはあと少し
時間がかかると思っています。
思うばかりで進んでいない、ということではなく、
進みながら考えている、というところ。
そして、夫の転職に乗じて確保したお勉強部屋 兼 教室。
進んではいるものの、あと少し時間が必要。
洗濯機は、１年間レンタルを延長しました。
料金は10,157円。来年にはきちんとお返しをできるようにしたいです。
一人暮らしを始めて
実際一人暮らしを始めてみると、職住接近の快適さ。
清潔で自分なりの秩序に従った部屋の心地よさ。
夜、自分が寝たいときに寝、起きたいときに起きる自由さ。
そして、誰に遠慮することなく、勉強ができる環境。
通勤時間が短いために
帰宅後すぐに母（夜7時には寝てしまう）に電話をかけてあげられる利便性のよさ。
そして、平日にはそんな気ままをしつつも、週末には家族に会って英気を養うことの有難さ。
何もかもがありがたく、この環境の良さに「溺れてしまわないように」と心しています。
2年前、あのまま遠距離通勤で、
帰宅したらご飯の支度、洗濯物を急いで取り込み、ご飯が済んだら食器を洗い、洗濯物をたたみ、ざっと部屋の片づけをし、お風呂を洗ってお風呂に入って、11時も過ぎて寝かけたら夫が帰ってきて、次の日には5時起き
…という生活を続けていたら、私は「あれもこれもできない！」とやけになって、
家族に当たり散らしていたかもしれません。
本当に大きな決心をしてよかった、と思います。
あと一年
ただ安楽な生活をしていては、あえてリスクをとった意味がありません。
自分の目指すところへ少しずつでも歩まなければ。。。
もうしばらく英語教授法を勉強し、
まずは補習塾のようなところで（いま、考えているのは区の学習ｾﾝﾀｰです。
うちの子供たちも帰国したときにやさしいお年寄り先生に教えていただきました）
修行をさせていただこうと思っています。
あと一年、踏ん張り時です。
洗濯機レンタルの延長を機に、この２年を振り返りました。