あれから5年…
乳がんの告知を受けたのが2014年7月。
そして抗がん剤治療を受けたのが2014年11月から2015年3月まで。
その後も3か月おきに定期検診を受けつつ、ホルモン剤治療が
続いていました。
先日(2020年4月)、定期検診に行き、その前週に受けた腹部超音波と
血液検査の結果を聞きました。結果は異常なし。
医師は、次回検診の時にホルモン剤治療を続けるかどうか
考えましょうね、と言ってくれました。
やった!薬から解放される?
2020年1月の骨粗鬆症検査結果について
2020年1月に定期検診に行ったとき、これまで受けたことがない
検査をしました。
それが、「DEXA法による腰椎撮影」というもの
大腿骨も同時に骨密度を撮影し、
- 腰椎が同年齢比較で83% 若年齢比較で68%
- 大腿骨が同年齢比較で92% 若年齢比較で75%
判定基準は、
- 正常:若年成人の80%以上
- 骨量減少:若年成人の70%〜80%
- 骨粗鬆症:若年成人の70%以下
ということは…???
私はすでに骨粗鬆症ではないですか!!!
ということで、骨粗鬆症のお薬をもらって帰宅しました。
なぜ骨と乳がんは関係があるか?
乳がんの治療は、患者によって多種多様なプロセスがあるようです。
私の場合は、手術➡️放射線治療➡️抗がん剤治療➡️ホルモン治療
でした。ホルモン治療はジェネリックのアナストロールを
使っています。
ホルモン治療をつづけることで、骨密度が低くなる、という
副作用が生じる場合があるようです。
医師が、抗がん剤治療後5年目となり、また還暦をすぎた
私に対し、骨粗鬆症の検査をしたのは、まあ、当然なタイミングだったでしょう。
とはいえ、実はホルモン剤に関して言えばよく飲み忘れがある私。
それをいいことに副作用については知らないことはなかったのに
「青天の霹靂」とはまさにこのことでした。
骨粗鬆症のお薬とは?
現在処方されているお薬は、
アレンドロン酸というお薬ですが、これはなかなか私には
大変な?お薬です。
週に一度、朝イチに水とともに服用、そのあと30分は二度寝しても
水以外のものを飲んでもいけません。
忘れがちなので、家族と一緒にいる日曜日の朝に服用しようと
決めたのですが、残念ながらよく忘れる!
朝は大抵一番に紅茶を飲むのですが、その習慣をつい日曜日も
続けてしまいます。
そうすると、翌日に持ち越し。翌日もまた忘れると…
まあ、水曜日ぐらいまでにはなんとか成功します。
まとめ:我慢をやめたら乳がんが再発する気がしない
私は、個人的には、乳がんになったのは、
長年のストレスというか、我慢してきたこと、「怒り」などが
集積した結果だと思っています。
小さな怒りや不満の感情が、身体の中からきちんと昇華されず、
それががん細胞となって蓄積した…すごく抽象的な、あるいは
観念的な病気の捉え方ですが、一説には乳がんになる人には
「真面目な人が多い」とか。
小林麻央さん、北斗晶さん、そしてコロナで亡くなった岡江久美子さんも
乳がん治療の放射線治療後。
どちらも「真面目で物事に取り組む」性格の方のようにお見受けします。
そのぶん、我慢もされていたのかと。
私も長い間、いろいろなことを我慢していました。
そんな気持ちは、最近の著作「やめ主婦、はじめました」にも書きました。
でも、乳がんになり、抗がん剤治療の真っ最中に東京マラソンを
完走し、そのことも本に書きました。
その後、「我慢』をやめて職住接近の生活のために家族と住む家を
出て一人暮らしを始め…
そう、私は我慢をほとんどやめたので、乳がんが再発する気は
まったくしません。
小さな怒り、不満は日々の瞑想やランニング、そして好きなものに
囲まれたお部屋に住む満足感で、溜まりそうな場所から流れていって
しまう、そんなイメージをもっています。