2020年私を最もハッピーにしてくれたモノ!

密かな決意

2020年1月のある夜明け。

暗闇の中、布団の中で考えたこと…それは

「寝室にモノが多すぎる!」

ということでした。

その当時、夫と二人、8畳の寝室には、

タンス(洋ダンス、和ダンス)

鏡台

夫の学習机、学習椅子、

本棚ひと竿

ハンガーラック

そしてダブルの布団

「寝室」としての用途から

学習机、学習椅子、本棚

は、「目的外」のものに思えました。

居心地のいい寝室にしよう!密かな決意が生まれました。

少しずつ、少しずつ…

決意はしても、机も椅子も夫の持ち物だし、

本棚も半分は夫のものが入っています。

問題は、そのどれもが単なる「物置」になっていたことです。

単身赴任から戻ってきた夫が、元の場所に机を入れることができず(すでに子供たちに占拠されていた)、

寝室においたのはいいけれど、何年と「机」としての用途には一切使われず

引き出し、机の上にしまいきれないものをおくだけの「物置」

椅子は、無造作に脱いだジャケットなどをかけるハンガー代わり

本棚には、半分はアルバム(私の担当)、そしてもう半分は何年も使わないホコリがかぶった夫の資料が

入っています。

夫に相談し、それらを処分したい。

ただ、あまり協力は得られないようだったので、

まずは本棚の半分を占めていた私の担当分であるアルバムを別の場所に移しました。

勉強部屋にアルバム置き場があり、そこはあまり整理されていないアルバム類が他にもあったので

そこに一括して「思い出コーナー」を作るために、アルバムの整理も始めました。

ただ、フルタイムで働き、平日は職場近くのアパートに、土日はマラソンの練習や英語の勉強…

思いはあってもなかなか手をつけることができず、春頃までは悶々とした日を過ごしました。

在宅勤務が始まった

片付けを後押ししたのが、コロナによる緊急事態宣言でした。

職場に行くことはできなくなり、必然的に在宅勤務。

通勤時間がなくなり、貴重な時間を確保できました。

そして、何より「土日」に家にいることが増えたのです。

まずは「物置化」していた机の上、引き出しの中のものを全て段ボールに出し、

夫が要不要をわけ、空になった机と椅子を粗大ゴミに出しました。

それだけでもかなりのスペースが空きました。

本棚も、中身を全て一旦段ボールに入れ、夫に頼んで昨年から借りた事務所に移動、

自分で分別してもらい、空にしました。

本棚はメルカリやジモティに出しましたが、結局引き取り手は見つからず、5月の連休明けに

泣く泣く(長女が生まれた時に買った本棚だったので捨てるのはかなり忍びなかったのです)

粗大ゴミとして引き取ってもらいました。

ハンガーラックは夫のワイシャツ、背広をかけておくために必要で、

私も半分使っていましたが、自分の服は限定しようと押入れ収納に入る分、そして

洋ダンスに入る分だけに減らしました。

夫のワイシャツも長袖も半袖もどちらも30枚ぐらい持っていたので、

それぞれ20枚もあればいいのでは?と提案し、絶対量を減らしました。

しかも、在宅勤務になったので、着替え自体もそれほど必要ではありません。

また、押入れの中も半分は衣類、半分は布団、そして多少の山用品(登山が二人の趣味ですが

それほどしょっちゅう行くわけではないので大した装備は入りません)をしまい、

古い家計簿やノート類を思い切って処分。

布団が押入れに入るようになったので、ついに8畳の部屋には

洋ダンス、和ダンス(私はリフォームを提案してタンスも処分しようとしましたが、

それだけは反対されました)、

ハンガーラック(夫の衣類だけ)、

鏡台のみになり、畳がしっかり見えるようになりました。

そして登場したのが…

掃除機をかけることは嫌いではありませんでしたが、夫の事務所用に、と

購入した「ルンバ」を夫が嫌ったため

(使い方がわからず、自分でスティック掃除機を買ってきた)、

自宅に持ち帰りました。

ついに我が家にルンバが!!!

何を今更、と思う人もいるかもしれませんが、ルンバが走れるような環境が

やっと整った、というのが正直なところで、それまでは我が家で使えるとは思えませんでした。

畳が傷む、と畳には勧められないかもしれませんが、私は使っています。

同居している三女がシャンプー後髪を乾かすためにいつも寝室の鏡台を使い、その度に

(自分でもさっと髪は拾うけれど)、長い髪が部屋に散らばっていたのです。

ルンバのスイッチを入れると、本当に真面目に部屋のすみからすみまで、そして廊下、洗面所まで

出かけ、ひたすら掃除してくれるのです。

私が在宅勤務でリビングで仕事している間、何も手を下さなくても一人で働いてくれる!

こんな素晴らしいことはない!!ともうありがたくてありがたくて。

ルンバが集めたゴミを処分するたびに「うわー、これを自分で掃除機を使って動き回って取っていたら

どんなに時間がかかっただろう!」と思ってしまいます。

そして、リビングでもルンバを使うことにしました。

床の上のものをできるだけ取り除き、ルンバが働ける場所をできるだけ確保します。

もう、本当に熱心に動き回るのです。

ホコリや髪の毛が落ちていない床がこんなにキレイだなんて。

そして、古びたカーペットも、やはり掃除機をこまめにかけているとそれなりにすっきりしているのです。

(とはいえ、カーペットの取り替えも私の予定には入っていますが)

まとめ

これまで、ルンバをかけられるお家が羨ましくてなりませんでした。

ほぼ半年かけていろいろなものを整理、処分したおかげでルンバブル(ルンバが可能な)空間が

できました。

そうすると、私の時間をほとんど犠牲にしなくても部屋がスッキリします。

いやー、もう、私の幸福度、マックスです。

ロボット掃除機なんて人が丁寧に掃除機かけるのにはかなわない、と思っていましたが

ルンバが集めているゴミを見ると、いやいやなかなか優れ物でした!

いまさらですが、やはり、ルンバ、オススメです。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)