主婦をやめて一人暮らしはじめました(100) 勝間和代さんのヤフーニュースにとりあげていただきました!

100回記念の驚き!

長い間続けてきた、このシリーズ、ついに100個目の記事となりました。

その100記事目の節目に驚きの出来事が!!!

勝間和代さん、50代女性に“やめ主婦”のすすめ「家族分の家事をやめてもっと自分の時間に」

の記事の中で、

”『「やめ主婦」はじめました!』(大野清美著/言視舎)という本がありますが、すごくいい本ですよ。著者は50代後半ぐらいのときに主婦を辞めると家族に宣言して、家を出てしまうのです。1年ぐらい一人暮らしをしていろんな変化がある中で、残された家族のほうも、主婦がいなくなっても意外とちゃんとやっていたっていうお話。50代以降の主婦のかたには『やめ主婦』とまではいかなくても、そのような感じで自分を一度、家庭の主婦という状態から切り離してみるのもおすすめです」 (Yahoo Japan ニュース(配信))”

と、コメントしてくださったのです!

もちろん、事前の打ち合わせとかがあったわけではなく、

今日(2022年5月21日)は1日家に引きこもって英語の朗唱キャンプに参加していたのですが、

お昼過ぎに友人からLineがはいり、「大野さんのご著書、また評判になりそうですね」

と、いうのでどうしたのかと思ったら、驚きの記事!

びっくり仰天とはこのことです。

「年を取るのも悪くない」というお手本になりたい(勝間和代さん)

私もまったく同感で、確かに、まあ、お若い方に比べ

見た目はちょっと劣っていますが(苦笑)、まだまだ

夢いっぱいな日々。

先日は、国立競技場で開催された「ハーフマラソンリレー」に

出場しましたが、その時の記録は「これまで生きてきた中で一番速い」

と思われる(比較対象が中学時代の持久走なので良く覚えていない)

記録でした。一キロあたり4分45秒。多分、これまで5分を切った覚えが

ないので自己ベストにしておきます。

3月の東京マラソンでは、これまた自己ベストの4時間7分。

これから70歳になるまでに世界6大マラソンを完走するつもりですので

ランニングに関してはまだまだ成長途上、と思っています。

 

世の中にもっとすごい人はたくさんいますが、

自分比では「まあ、がんばってるね」と、ちょっと自分を褒めてあげたいです。

子育て中から、子育て後を見据える

私は、37歳のときに夫の海外赴任に帯同し、ニューヨークにある

コロンビア大学大学院に留学しました。

当時は、小学生2人、幼稚園生1人の子育て中で、ほとんどワンオペ。

でも、子供の頃から夢だった留学のチャンスは「子どもがいるから」と

あきらめたくなかったし、人生の後半に来し方を振り返った時に

「子どもがいたからできなかった」という言い訳を

絶対にしたくはなかったので、

自分でできる限りのやりくりをして卒業しました。もちろん、

多くの方の力を借りましたし、お金も使いました。

でも、子育てはいずれ終わります。終わった時「から」何かを始めるよりも

終わった時を見据えて何かを始めることもできるのです。

「やめ主婦」を始めた時も、「定年後」にやりたいことを見つけ、また

マラソン自己ベストを達成するには

往復3時間の通勤時間を費やして、かつ家族の家事をほとんど担っていた

状況では時間が足りなさすぎた。だったら「外注!」とばかりに

家を出てしまいました。(とはいえ、週末は家族とすごしていましたよ)

そうして、平日一人暮らしを続けている間に

娘2人はそれぞれお相手を見つけて家を出、のこった夫はいつのまにか

主夫ならぬ「シェフ(私専用の)」になっていました。

家を出る決断をした当時、疲弊した現実に埋もれず、

あまり遠くではない将来を見据えて主婦をやめたことは、

わたしだけでなく、家族それぞれにとっても

よかったと感じています。

特に、娘たちは、私がいないことで、やれ掃除しろ、片付けしなさい、などと

愚痴られる(叱られる)回数?が少なくて精神衛生上よかったようです(苦笑)。

足元を固めて前へ

大学院に行ったことも、アパートを借りたことも、たまたま夫がニューヨークに

赴任したとか、不動産屋さんに飛び込むチャンスがあった、

みたいな「偶然が味方した」という側面もありますが、

大学院に行けたのは、そもそも留学したいという夢をずっと忘れず、「いつ実現するか」

という気持ちをもって生きていたことが実現につながったのだと考えています。

留学したいと思っていても、英語の勉強を続けていなければ入学はできませんし、

大学に行く「理由」(志望動機)も常に考えていなければなりません。

(私の場合は国連で働きたく、国際関係学を学びたかった。

日本人初の国連難民高等弁務官に就任された緒方貞子さんに憧れていました)

家を出ての一人暮らしも、勝間和代さんの著書「お金は銀行に預けるな」を

読んで、ドルコスト平均法で長い間積み立て投資をしていたために

その含み益で多少の「無駄遣い」(無駄ではなかったですが)をする

余裕があったので、割と簡単に実現することができたのです。

そして、一人暮らしはいま、解消して(そもそもコロナ禍で在宅勤務が

普及したために職場近くに住む必要性がなくなってしまいました)、

勤務を続けながら、英語のブラッシュアップと世界6大マラソンへの

準備に勤しんでいます。

もちろん、若い頃と同じ体力とスピードではなかなか色々なことを

達成しがたくはなっていますが、

まだまだ元気なのでどちらも楽しみながらじっくり取り組んでいきたいです。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)