主婦をやめて一人暮し始めました(55) 一人暮らしの生活コスト〜そろそろ満2年の「やめ主婦」暮らしとなりました

「主婦の」一人暮らし、満2年を迎えます

2019年1月半ばに1年半過ごした、職場からスクーターで15分ほどの1Kアパートから

今度は職場まで歩いていける新しい住まいに引っ越しましたが、

前の住まいの2倍の広さがあり(建替えが予定されているため、

最大でもあと2年で退去となる、更新なしの物件です)、

キレイに整備されていたのでとても気に入っています。周りに緑も多い。

2017年7月、主婦が自分の住む家を出て、自分だけのスペースを確保するために

アパートを借りて一人暮らしを始める、という「大冒険」に出たわけですが、

その暮らしも満2年を迎えることになりました。

週末は自宅に戻り、マラソンの練習やツーリング、資格試験の受験、

家の片付けなどをして、また、家族と一緒にすごすという単身赴任のような生活が続いています。

何がいいかというと、通勤時間が劇的に短縮され、

その分がまるまる勉強ややりたい活動、マラソンの練習にあてられるということです。

月々の経費

さて今日は一人暮らしにどれくらい、余分に経費がかかるかを計算してみました。

実家での暮らしにプラスアルファでかかる分です。

基本的に自炊ですので、よくよく考えたら家賃と光熱水費ぐらい、という結論に達しました。

で、家賃が管理費込みで毎月50,370円、電気、ガス、水道代がこの半年の平均で

月々5500円ぐらいでした。インターネットはモバイルルーターが月々4,000円。

携帯が10,000円(とはいえ、この料金には本家の光回線の料金も含みます)、

合計月々70,000円ぐらいです。

家電などの初期費用はかかりましたが、それでも、2万円ほどのスタンディングデスクと

こたつセット、お布団ぐらいです。タンス、食器棚はありません。アマゾンやIKEYAを活用して

手作りしたものも多いです。

今回の引越しでは、空調が備え付けではなかったので、これは10万円ぐらいかかってしまいました。

でも、一年につき、100万円ぐらいという自分の試算はだいたいその通りだったと思います。

何にお金と人生をかけるか

これからの人生、何にお金と時間をかけるか、重要なことだと思います。

何をやるにせよ、「もう年だから」と諦めることなく、

常にチャレンジを続けていきたい。

15才の時、姉が突然死して一人っ子になった私はその時、「夢が閉ざされた」と一時絶望に陥りました。

両親が悲しむので一生家から出られない、と感じたのです。

でも、おとなになって、結婚して、夢を諦めずに「いつか」と勉強を続けていたら、

37歳にして、「決して諦めなかった夢」は叶いました。

また、アメリカで大学院を卒業した、という経歴は、その後、長い間に渡って

私の転職人生を助けてくれました。

大学院には500万円ぐらいかかりましたが、その後の人生でお金以上のものを

手に入れることができたと思います。

60歳を過ぎた今、もう「おばさん」から「おばあさん?」になろうとしていて

今後世の中で自分が必要とされるかどうか本当は自信がありません。

でも、諦めて生きるにはまだ人生は長すぎるので、自分なりに、多くの人の力、そして進歩した

テクノロジーの力も借りて、より良い社会を作る一員となれるよう、

前向きに生きていきたいと考えています。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)