【年金受け取り手続き体験記】私はもらえますか?

61歳のお誕生日を迎えるしばらく前に「日本年金機構」から緑の封筒が届きました。

さて、何かアクションを起こさないといけないようです。

年金は「受け取るための手続き」をしないと受け取れない

封筒の中身を読むと、

「61歳になると特別支給の老齢厚生年金を受け取る権利が発生します。

…年金を受け取るための手続きを行ってください」

なんと、「受け取る権利が発生!」という言葉につられ、

「なんだか65歳まで受け取れないとか色々言われていたけど

厚生年金に入ってるからいくらかもらえるのかな?!ワクワク!!」

と手続きをする気になりました。

年金事務所はかならず予約をして行った方がいいと思います。

私は予約をして行ったのですが、私の前の人が時間のかかる人だったので、

結局少し待ちました。

それでも予約がないと、一人一人に時間がかかるのでさらに待たされていたことでしょう。

まずは電話で予約、必要書類を揃える

電話が重要なのは、予約をするだけでなく、

年金請求書に必要事項を記入するとともに

(記入箇所がわかりにくい場合は電話で聞くこともできる)、

必要書類を聞くことができるからです。

状況はそれぞれ違うので、人によっては必要書類が変わってきます。

電話で確認した私に必要な書類は

  • 戸籍謄本(戸籍抄本、住民票、または住民票の記載事項証明書)
  • 基礎年金番号がわかるもの(年金手帳)
  • 雇用保険被保険者証コピー
  • 通帳・印鑑
  • 身分証

です。戸籍謄本は自分が本籍を持っている区役所に行くか取り寄せます。

区役所で「年金用です」と用途を告げると、「年金用」というハンコを押されてそれ以外の用途には

使えないけれど、他の用途だと請求される300円の手数料が無料になります

(全国自治体一律ではないので、ご留意ください)。

私がもらいに行った目黒区では無料でした。

年金手帳は、私の場合、職場で預かってくれていますので人事課に依頼、

また雇用保険被保険者証も職場で用意してもらいます。

通帳・印鑑は持参。身分証(免許証、マイナンバーカードなど)

配偶者がいる場合は、配偶者の基礎年金番号を記入する必要があります。

これだけでも、結構な準備です。

書類を揃えて行ってみた

書類が揃って、年金請求書に記入が済んでいれば、あとは手続きをするだけですが、

記入箇所を全てちゃんと書いているかどうかは確認の必要があります。

対面での相談・手続き時間は、あまり問題がない場合でもトータルで30分ぐらいはかかります。

で、ここが問題なのですが、私は年金を受け取れるのでしょうか?

結果は「支給ゼロ」でした。

私の場合は、在職していますので、「在職老齢年金」のグループに入ります。

そこで、自分がもらった書類をよく読むと、停止額という項目があり、

要は、権利はあるけれどお給料をもらっているので支給は停止しますよ、ということです。

計算式はなかなか面倒なので、日本年金機構が出している

在職老齢年金の支給停止の仕組み」という

冊子に詳しいのですが、

私の場合は、もらった「年金見込み額照会回答票」に記載された支給停止理由=

「停止コード312」というコードがついており、

それによると支給停止額は、次の算式で計算されます。

{(47万+基本月額-28万)/2+(総報酬月額相当額-47万)}×12

で、「基本月額1が28万円以下で③ 総報酬月額2相当額が47万円 を超える」

というグループに属するそうです。

*1基本月額:年金年額を12で割った額

*2標準報酬月額(毎月の賃金)

複雑ですねー。この辺で読むのが嫌になりませんでしたか?

私は何をしに行ったのか?

ご担当の方から、「支給はありません」というご説明を受け、「今年からボーナスないし、年収が減った分、

お小遣いぐらいもらえるかもしれない」という下心満載で書類を調え、年金事務所に乗り込んだ私ですが、

「ゼロ」回答をもらってしまいました。

で、ご担当の方に、「今日、私は何をしに来たのでしょうか」とお尋ねしたのです。

そして、いただいた答えが…

「年金を受けられるようになった時から5年をすぎると、

5年をすぎた分については時効により受け取れなくなります。

また、今日、ここでお手続きをしていただいたことで、

あなたの就業条件等がかわったときに(例えば退職した時など)

職場から連絡が届きますので、その時に手続きをする必要はないです」

ああ、私は「機会喪失の予防」と「将来の備え」をするために、ここに来たのだな、と納得しました。

まとめ

実は私はファイナンシャルプランナーの勉強もし、資格試験にも通っています。

けれど、勉強していた当時はまだ先のこととして、試験勉強用に何歳になったら受け取れる、程度の

ことを暗記していただけでした。

やはり、当事者でないとなかなか腑に落ちないものです。

実際、「有資格者」となった時に、やっと仕組みがわかってきた、そんな気がします。

まあ、行ってよかった年金事務所、です。

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この記事を書いた人

大野 清美

大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)