【介護日記】母がだんだん…そろそろ次の一手を考えないといけない

認知症の症状

80をすぎた頃から耳が遠くなり、2−3年前から「カラオケの音がうるさい」

「近所で一晩中やってるねん」と、言い始めた母。

一緒にいても、家族には全く聞こえない。

幻聴なのだ。

その幻聴がこの2週間ぐらいで、今度は「女の人の声」というものに

変わってきた。

「悪口を行っている」

「七坪、七坪」と繰り返す、という。

これは、非常にまずい傾向だと感じている。

これまでの経緯

介護申請を最初にした時は母が80才ぐらいだったと思う。

最初は自立非該当。

その後、耳の不自由さが増して、私にとっても心配な症状が出てきたので、要介護1に区分変更を申請した。

その時のケアマネージャーさんへのメールをここに転記する。

かなり長いが、参考になる人もいるかと思うので。

(2018年)3月13日にはMRI検査のお付添、ありがとうございました。

検査の結果をお伝えするとともに「区分変更」の申請をお願いしたく、ご連絡申し上げます。

〇〇クリニックでの診断と意見

・3月3日の長谷川認知症スケール検査を受け、30点中24点でした。

・3月24日にMRI検査の画像を持参し、診断をいただきました。

・〇〇医師の診断は「軽度認知障害」

画像を見る限り、海馬の萎縮はあまりないとのことで認知症ではないものの、このまま放置はできないという印象を受けました。

医師の意見ですが、

「持病である糖尿病と認知症には相関関係があるため、管理が重要であること」

血液検査の結果を見て「腎機能にやや心配があるのでしっかり尿が出ているか観察する必要がある」。

「歩いたりして運動量を増やし、趣味を持って下さい」とのことでした。

私の方からは「本人の性格を考えると、糖尿病の管理には真面目に取り組みますが、耳が聞こえなくなったことから全ての趣味活動をやめているのに、今更趣味を持つ、などのことは不可能であり、また、散歩などの運動も一人では続かないと思います」と伝えました。

さらに現在のデイサービスで運動指導などをしていただいており、本人も真面目に取り組んでいることを伝え、現状の「要支援1」では週に1回しかいけない旨を伝えますと、

〇〇医師は、「区分変更の申請」を勧めてくださいました。

「主治医に意見書をもらってください」とのことでしたので、△△様(ケアマネージャーさん)のご支援をお願いをしたいと思っております。

その他 気になる事

医師の診断は以上のようなことでしたが、母の様子を見ていて気になることがあったのでお伝えしたく、以下に書きます。

  1. 1. 聴力の衰えと脳の働きの低下

〇〇医師の診断を聞いている間、横にいる母は、何も聞こえていないみたいにぼんやりしていました。顔が呆けています。

変だなぁと思い、「聞こえた?」というと「聞こえない」というのです。(母の方が医師には近い)

補聴器は新しいものが入っていました。

新しい補聴器を入れているのに聞こえないと困ります。

〇〇クリニックのあと、補聴器を作ってもらっている耳鼻科に行きました。

現在、補聴器は調製中でレンタルの補聴器をつかっており、新しい補聴器は4月4日に出来上がります。

耳鼻科の検査技師さんに状況を説明したところ、やはり横で聞いている母はぼんやりと何も考えてない、聞こえていない様子でした。

検査技師さんによると「音は聞こえているのですが、理解していないのです」とのことでした。

たしかに、私が横にいて医師と話していると、母はおそらく「後で清美から聴いたらいいや」と思って、「聞いて頭を働かせて理解する」という頭の働きを「サボっている」のだと思います。

母は耳が痛くなるから、と外に行く時しか補聴器をつけません。すると、耳から入る刺激に対して鈍感になっているため、頭が「言葉を理解する」という働きに追いついていかないのです。

従いまして「音」は聞こえても、「意味」は理解しにくくなっています。それもやはり日常的な人的交流が少ないせいだと感じました。聴力もそうですが、聴力の衰えが頭(理解する、という能力)の「廃用性萎縮」に繋がっているようです。

それでも寝室にいると近所のカラオケが聞こえると不気味なことを言いますが、私も娘たちも聞こえないので「幻聴」だと思います。これも認知症の一つの症状かと思っています。

2. 食事

現在、食事なども自分で作っていますが、私が一緒にいて観察していても常に3食作っているわけではなく、あるものを食べている。あるいは買ってきています。

本人は調理はかなり「面倒」だと言っています。

(お弁当をお願いした時もありましたが、そちらは気に入らなかったようでご迷惑をおかけしました。)

食事を作る、というと認定審査の方は「自立」しているように感じられるかもしれませんが、私がいつ行っても「同じおかず」が出てきます。種類を変える、などのことができなくなっています。

3. 便秘などの身体症状

便がいつも残っているような不快な症状を抱えているようです。

運動不足で筋肉が衰え、排泄にも支障があるようで、お腹のことばかり話します。

上記、医師の診断と勧告、また聴力・理解力のますますの低下を鑑み、「少しでも長く」在宅で、「認知症」に進行しないように過ごしてもらうことが大変重要だと考えています。

本人も気に入っていて、楽しんでいるデイサービスにせめて週に2回ぐらいは通えるように、区分変更の申請をお願いしたいです。

(先日はデイサービスでお習字をした、ということで家でも取り組んでいます。)

ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

この後、申請が受理されて要介護1になり、週2回のデイサービス通いが始まった。

それから1年3ヶ月が経っている。

軽度認知症診断から一年3ヶ月経って

認知症は、この時から進行している、と感じている。

私が電話をしても、私に対して「ひそひそ声」で話すのである。

私は耳はいい方だけれど、ただでさえ声が出ていない母が

「ひそひそ声」で話すと何を言っているかさっぱりわからない。

それでなくても、話の要領を得ない人なのだ。

「隣の人が聞いてるから」、と言うのである。

実家は鉄筋コンクリートで、右隣はマンション(壁がある)、左隣は事務所で住む人はいない。

幻聴に被害妄想、そして一度は「弟が来た」などということも言っていた(母の弟も高齢で和歌山からは出られない)。

母は、残念ながら「次の段階」に進んでしまった。

次はどうするか

とりあえず、来週の帰省では、母を病院に連れて行こう。

診断によっては、再びケアマネージャーさんの意見も必要だ。

今日は電話をしたら、「隣に聞こえないように」と、

隠れて電話に出ている。

私はスカイプを常時接続してこっそり母の様子を見守っているのだけれど、

明らかに挙動がおかしい。

なんだか、どこかで「閾値」を越えた、そんな感じなのだ。

今まで持ちこたえていた頭の働きがぷつん、と切れたような。

昨日はケアマネージャーさんが来てくれて、普通に話をしていたようなのだが。

遠距離介護、どこまで続けることができるのだろうか。

不安が尽きない今日この頃である。

 

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この記事を書いた人

大野 清美

大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)