主婦をやめて一人暮らしを始めました(11) スピンオフ主婦 初めてのDIY その2 組み立て家具を組み立てる

2017年7月、家族と住む都内の家を出て一人暮らしを始めました。

職住接近のため、自分の時間と空間を確保するためです。

普通の勤め人なので、それほど贅沢はできません。期間は自分の定年までの2年、と決めています。

初期費用を抑えるために、様々なことを一人で実行しました。その一つがDIY。

スタンディング・デスクは自分で作り、次に台所の設計。こちらもDIYで組み立てたので、そのことについて

書きます。

1. 手先、不器用です

これまでの人生で、

「モノづくり」に励んだことはあまりありません。不得手です。

中学校の時、「編み物」の宿題が出て、自分ではできなくて、姉に代わりに作ってもらいました。

27歳、夫の留学で初めてのアメリカ暮らし。

駐在主婦のみなさんが「手工芸」–シャドウボックス、パッチワーク、

フラワーアレンジメント

などに励んでいる時、手先が不器用な私はひたすら英語の勉強をしていました。

実は一度、手工芸サロンのような「日本人妻の会」に参加して、

「鍋敷き」を作ったのですが、デザインを酷評されまして…

手作りは「2度とやらない」と心に決めた、というヒストリーもあり、

できれば一生やりたくなかったDIYですが、

今時は自分で組み立てるようにできている、その方が安価、

しかも、自分好みのものが手に入りやすい、ということで

IKEAやニトリを活用することになりました。

(無印良品は好みですが、高価です。

初期費用を抑えたい私としては、あまり選択肢がありません)

毎日、メジャーを持ってあちこち測る、測る、でした。

2. 台所の設計

第一の課題は、キッチンシンクの左となり、玄関までのスペースに冷蔵庫、

ヘルシオ、湯沸しポット、炊飯器、そしてできればスロージューサーを配置する家具を

設置しなければならない、ということです。

幅90センチ、奥行き50センチの家具。

ネットで探すと、ありました!

「ベンチ」です。幅90センチ、奥行き50センチ、高さ50センチ

ベンチ, ホワイト
¥ 4,990 

こちらをまず一台、購入しました。

まずは箱をあけ、

ほとんど絵だけのマニュアルをみながら、

こんなにいっぱい部品がついていて

少しずつ組み立て。途中で、ネジを一本破損してしまったけど、

大勢に影響はなかった、みたい?

できたもの(10キロの重さ!)を玄関のスペースに置き、

冷蔵庫(これも10キロ超!)を置き(ところで食器棚がないので、

こんなところに置いてある)

ところが、オーブンレンジを置く場所がないことに気づき、

ベンチを追加購入。

もともと欲しかったヘルシオは、なんと17キロもある、ということに気づき、

自分が扱えるものの重さは10キロまでが限度、

とわかったので「ヘルシオグリエ」に変更。

そして、スロージューサーを買って、これで完成。

コードがとぐろを巻いていて不恰好ですが、ご飯はタイマーで炊けるようにしています。

コンセントは二つ、あまりたくさんの調理家電を一度に加熱するとブレーカーが落ちるかもしれないので

(アパートはそれほど新しくない)

冷蔵庫以外のものは一度に一つ加熱するだけにしています。

それでも調理時間はあまりかかりません。これら全てで30分ぐらいかな。

今日の夕食は、16穀米、ヘルシオグリエで作ったブリの照り焼き、ほうれん草のゴマ油炒め、味噌汁、

ちりめんじゃこにキムチ。

3. まとめ

もともと、ワンルームのこのお部屋はおそらく

調理するような人を対象に作っていない、と思いますが、

その制約の中でどれだけのことができるか、

なかなか面白い試みで

色々工夫するのが楽しいです。

これでほぼ完成形ですが、だいたい1−2ヶ月、試行錯誤しました。

これからは調理で工夫を続けます。

これまでのお話はこちらに↓

主婦をやめて一人暮らしを始めました(10) 原点は「ひらり」

主婦をやめて一人暮らしを始めました(9) スピンオフ主婦 初めてのDIY その1

主婦をやめて一人暮らしを始めました(8) 一人暮らしを始めてできるようになったことを数えてみた

主婦をやめて一人暮らしを始めました(7)家族と私の変化

主婦をやめて一人暮らしを始めました(6)実務編 部屋のコンセプト

主婦をやめて一人暮らしを始めました(5) 実務編 不動産屋に飛び込んだ日から鍵をもらう日まで

主婦をやめて一人暮らしを始めました(4) そのわけは?「周りの反応」編

主婦をやめて一人暮らしを始めました(3) そのわけは?「やりたいことがあふれてしまった!」編

主婦をやめて一人暮らしを始めました(2) そのわけは?「気になる気になる」編

主婦をやめて一人暮らしを始めました(1) 「勉強部屋がなくなった!」編

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)