主婦をやめて一人暮らしを始めました(9) スピンオフ主婦 初めてのDIY その1

自分の時間と空間を確保するために

人暮らし(夫、成人したこども2人)との生活からスピンオフし、

職場近くにアパートを借りました。

そして2か月半が経ちました。

先日、知り合いにお会いした時に(Facebookでもつながっている)、

なぜか「DYIができるなんてすごいですねー」と

思わぬポイントを褒められた???ので、

今回の部屋作りでかなり重要ポイントとなった

DIYについて書きたいと思います。

一番時間と情熱をかけた「スタンディングデスク」については

別のブログを書きました。→

2万円以下で自作スタンディングデスク 材料はカラーボックス・天板・金折、そして…!

1. 部屋に入れる家財の条件

アパートの部屋を借りるに当たって、かなりこだわりがありました。

どうしても欲しかった私の三種の神器は「スタンディング・デスク、

姿見コタツ」です。

スタンディング・デスクは集中してブログを書くため

姿見はズバリ「キレイになりたい」ため。

コタツは、「コタツライフ(特に冬)が大好きだから

しかし、それだけでは生活できません。

それ以外のものも含めて部屋に入れるものについては以下の条件をつけ、

それに沿って購入していきました。

  1. 時限滞在の予定(2年限定)なので、処分が容易なもの(大きくない)、また、安価なもの。安価という私基準は、1品の値段ができるだけ1万円以下のもの
  2. 買う時は、できるだけ自宅にあるものと重複しないこと
  3. 色は白

以下、家電・家具・その他のもの、に分けてDIYしたものについてご紹介します。

2. 家電製品

冷蔵庫のドアはヒンジのつけかえDIY

左開き扉の冷蔵庫はなかなかありません。

日本では圧倒的に右利きが多いためです。

でも、台所の動線によっては

左開きのほうがいいこと、ありませんか?

たとえば、我が家の自宅の冷蔵庫。右開きですが、

右から「ガスレンジ」「調理台」「流し」「食器棚(左開き)」

そして冷蔵庫(右開き)となっており、

取り出した食品の移動距離が長く、動線が悪いのです。

なので、激狭のアパートの部屋では

動線の無駄は一切生じさせたくありませんでした。

台所の幅は88センチ。台所の左となりのスペースは92センチですぐに玄関です。

台所の右隣は洗濯機スペース。

この玄関スペースに冷蔵庫、食器棚(必要ならば)、炊飯器、湯沸かし器、

ヘルシオあるいは電子レンジを置くことになります。

幅92センチ、奥行き50センチ。右は流し。左下は三和土です。

そもそも調理をすることは想定されていない部屋です。

ここで自炊を試みるとは、私も「やるなあ」…

洗濯機はレンタルできましたが、左開きのレンタル冷蔵庫はなかったので、

左開きで

できるだけ小さく、

しかも料理はしっかりする気なので小さすぎてもいけない。

というわけでかなり時間をかけてネット検索をし、

以下の46ℓの冷蔵庫を購入しました。

探せばあるものですね。

届いた冷蔵庫は標準の右開きで、ヒンジを付け替えることで

左開きにできるというもの。右上に写っている三角の金属片がヒンジです。

このネジが固くて、電動ドリルをつかってかなり時間をかけて

ネジを外し、ヒンジを付け替え、またネジを締めるなど、

格闘しました。

右開きになっていたヒンジのネジを取り外し、

この、ドアのネジを取り外して左側に付け替えるのです。

ネジのカバーをつけて、これで左開きに。

調理するときにドアを開ければ開けたところから材料を取り出せる。

この動線はどうしても確保したかったので満足しています。

冷蔵庫は大きさ的に「冷凍機能」はなく、冷凍関係では「製氷」ができる程度ですが

一応冷蔵機能は今のところ大丈夫です。

ところで、この冷蔵庫はS-cubism(エスキュービズム)という企業の製品ですが、

ヒンジの付け替えがあまりに大変で、ネジ山がつぶれそうになり

お問い合わせ窓口にメールを送ったのですが、誠実に迅速にご対応してくださり、

予備のネジを送っていただきました。

3. まだまだ続くスピンオフ主婦のDIY

冷蔵庫だけで長話になってしまったので、

その他のDIYは続きでご紹介したいと思います。

仕方なく始めたDIYでしたが、今となってはいい「思い出」です。

主婦が1人で家作りができたのは、ひとえに

Amazon、IKEAなどの通信販売システム、そしてニトリなどの安価な

生活雑貨の店舗があったからだと思います。

ネットで様々なモノを購入でき、配達をしてもらえ、

家具も自分で組み立てられるようにできている

IT革命流通革命はまさに私たちのライフスタイルを変えたのだと

実感する「基地作り」となりました。(続く)

これまでのお話はこちらに↓

主婦をやめて一人暮らしを始めました(8) 一人暮らしを始めてできるようになったことを数えてみた

主婦をやめて一人暮らしを始めました(7)家族と私の変化

主婦をやめて一人暮らしを始めました(6)実務編 部屋のコンセプト

主婦をやめて一人暮らしを始めました(5) 実務編 不動産屋に飛び込んだ日から鍵をもらう日まで

主婦をやめて一人暮らしを始めました(4) そのわけは?「周りの反応」編

主婦をやめて一人暮らしを始めました(3) そのわけは?「やりたいことがあふれてしまった!」編

主婦をやめて一人暮らしを始めました(2) そのわけは?「気になる気になる」編

主婦をやめて一人暮らしを始めました(1) 「勉強部屋がなくなった!」編

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)