主婦をやめて一人暮らしを始めました(8) 一人暮らしを始めてできるようになったことを数えてみた

「やりたいことが溢れて」、家族4人で住む都内の家を出て

1人暮らしを決心しました。

とにかく、時間が欲しかったため、

職場近くにアパートを借りました。

長年「主婦」と「母」をやってきて「自分のことは最後」として生きてきた

私にとっては何もかもが新鮮です。

1. これまでの2ヶ月で実現できたこと

2017年7月1日に鍵をもらい、2ヶ月半がたち、

家にいてできなくて「溢れていたこと」、

「思い描いていたこと」を一つ一つ実現しています。

項目別に数えてみました。

自己研鑽に関係すること

  1. ブログを書く時間の確保 家でもやっていましたが、自分の時間が増えたので集中できます。
  2. 勝間塾のサポートメールのその日の課題についての投稿。朝一番、30分が目標 寝坊したらアウトです。
  3. 英語の練習 スピーキングの練習 声を出して練習すると、いかに舌が回らなくなっているかを実感!
  4. 英語の練習 リスニングのためにTEDを聞く 朝の支度のBGMです。
  5. 音声入力 家族がいてはできませんでした(個室がは我が家にはありませんでした)。

身体・健康に関係すること

  1. 電気を暗くして寝ること 夫の帰りを待って電気をつけっぱなしで寝ることが多かったのです。夫は「またつけっぱなしで寝て!」と怒っていましたが、「待つ身」としては、電気を消せなかったのです。
  2. 夫の帰りを気にすることなく寝ること。上と同じですが、「待たない」のは「」です。新婚の頃は「待つ」のが「楽しい」はずだったけど。
  3. 朝、そっと起きるという気遣いをしなくていいこと。家族との生活ではマナーです。私は朝型。夫は夜型です。
  4. 仕事帰りにマラソンの練習をすること 職住接近ならでは、です。
  5. マラソンの練習をしても、帰宅時間を気にする必要がないこと。4.と同じようですが、子ども(といっても成人)がいると、「ご飯」を一緒に食べたがるので、練習もソコソコに帰宅していました。あ、こどもの名誉のために言っておくと作って待っていてくれている、のです。

ライフスタイルに関係すること

  1. スタンディングデスクを作り、ブログ執筆に活用しています。
  2. ヘルシオクッキング 新しい調理家電です。
  3. シンプルな家事 ひとりぶんの家事は簡単。
  4. バランスボールで遊ぶこと  スタンディング・デスクで疲れたら体をほぐしています。
  5. ロフトで寝ること まだ暑いのでロフトでは寝られません…
  6. こまごまと家事をしなくていい(例えば、空っぽになったペットボトルのラベルを外し、ふたと本体を別にする、台所の生ゴミを処理する、洗濯をし、取り込み、それぞれたたみ、夫と私の分は自室に。
  7. 洗い終わって畳んだ子供達の洗濯済みの衣類の山(一体いつになったら片付けるのだ?)を目にしなくていい。
  8. 溜まった洗濯物を目にしなくていい。
  9. モノでいっぱいの食卓を目にしなくていい。

2. ミニマムな生活

アパートの部屋は6畳とキッチン。

ユニットバスそしてロフト。それだけ。

部屋が狭いことが幸いして、スタンディングデスクから

一直線の横移動でなんと台所まで380センチ。

エアロビクスの「グレープバイン」というステップをご存知ですか?

このステップと同じく、

横にちょっと移動するだけで台所、

ちょこっとご飯の支度をして、

また横一直線でPCに戻って作業。

無駄がないのです。

1人ご飯の調理は、ほとんどが材料を切るだけ。

グリルパンに入れ、調味料で味付け。

そのままIHヒーターあるいはヘルシオグリエで加熱する。

お味噌汁はタイミングを見て材料に火が通ったら味噌をいれるだけ。

それでもお肉も魚も野菜も食べることができています。

ヘルシオグリエで作る「ぶりの照り焼き」や「鯵のみりん干し」は、

最初作ったときにふんわり仕上がってあまりにおいしくて、

材料がよかったのか、それともまぐれか、

と照り焼きはその後2回作りましたがやはり美味しかった。

私流の家事は、「すぐやる」「気晴らしにやる」「手軽にやる」

これも激せまの部屋のおかげで、

スティック型掃除機で本当に「ささっと」掃除ができます。

激せま、と言っても、息がつまらないのは、

「ロフト」があるからです。

高い空間、また、天窓もあります。

星空を見るということはできませんが、空気の出入りはあります。

ロフトにはお布団を敷くだけのスペースもあり、

冬はそこに寝るとあたたかそうです(寝ぼけて落ちなければいいのですが)。

3. まとめ 嬉しいけれど、ちょっぴり寂しい

もとから1人暮らしの方からみれば、笑止千万かもしれませんが、

いろいろなことを家族のために「我慢」してきた

と、自分では思っていて、

もちろん、家族もそれぞれ我慢しているところがあるのは承知の上で、

この自由度の高さはもう嬉しい限りです。

世の中の「単身赴任のおとーさん」たちのように

「家には家族がいる」という安心感をもちつつ

自分のことや仕事に邁進できるありがたさ。

(あれ、奥さんがいないと不自由ですか?)

私にはあと1年で「還暦」という節目があり、

自分の方向性をもう少し見定めたい、と1人の時間を確保する試みでしたが

ありがたいことに家族の理解を得て一日一日を大切に過ごしています。

ただ、1人ご飯のときだけは、

アマゾンプライムのビデオを見たりして、

寂しさを紛らしています。テレビご飯、やめられない…

この時間も語学学習に使えれば、と思うのですが

ついつい大好きな「サスペンスもの」(日本のドラマ)に

はまってしまっています。

これまでのお話はこちらに↓

主婦をやめて一人暮らしを始めました(7)家族と私の変化

主婦をやめて一人暮らしを始めました(6)実務編 部屋のコンセプト

主婦をやめて一人暮らしを始めました(5) 実務編 不動産屋に飛び込んだ日から鍵をもらう日まで

主婦をやめて一人暮らしを始めました(4) そのわけは?「周りの反応」編

主婦をやめて一人暮らしを始めました(3) そのわけは?「やりたいことがあふれてしまった!」編

主婦をやめて一人暮らしを始めました(2) そのわけは?「気になる気になる」編

主婦をやめて一人暮らしを始めました(1) 「勉強部屋がなくなった!」編

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)