毎日が特別な日ー清美の1日遅れ日記(68) 11月3日(木)時差があるから長い1日〜NY到着

12時間の飛行

座席は、幸い通路側のC。トイレには2回行った。

長旅は通路側が楽。食事は、11月3日のランチと、11月3日の朝食(時差があるから

時間を遡る)の2回。いずれも美味しかった。

できるだけ寝るようにしたけれど、とにかく日本時間だと活動時間なので

お昼寝程度。

PC作業をする気にもなれず、

ひたすら映画。最近は邦画でいい作品が多い。

「ハウ」(保護犬の物語)、「アキラとあきら」半沢直樹の

銀行員物語(若手銀行員2人の「AKIRA」さんの成長物語。

なかなか良かった。そして、「はい、泳げません」

長谷川博己×綾瀬はるか の「泳げない男と泳ぐことしかできない女」

再生の物語。綾瀬はるか、私、割に好きなんだ。

あと、ハリウッド映画を一つ見たけれど、覚えていない。

面白くなかった。

そんなこんなで映画ばっかり見ているうちにNY到着。

幸い隣のB席は空席で、窓側A席は女性だったけど、

彼女は12時間一回もトイレに立たなかったなあ。

ある意味すごい。

帰りは14時間か…ぜひ通路側を確保したいものだわ。

アメリカ入国

今回は、飛行機の中で、SIMカードを入れ替えてみた。

説明書には、入れ替えただけで使えます(ほとんどの場合)と

書いてあるけれど、実は格安SIMだと、ちょっと一手間、

接続設定を初期化しないといけない。

「他の格安SIMカードの設定が保存されておりますと設定が競合して

通信ができない場合があります。他の格安SIMカードの

APNプロファイルを削除してください」とあるのだ。

私はマイネオを使っているから、おそらくこれに該当する。これが

一手間で、私に取ってはとても不安なことなのだ(仕組みが

わかっていないからね)。

まあ、とにかく入れ替えたことで少なくともWi-Fiは働くようになった。

入れ方を間違えていない、ということだ。一安心。

入国審査は簡単で、写真を撮り、入国目的、居場所、そして現金は

いくら持っているか聞かれた。

それにしても円安というのに、日本人が多いこと!元気だなあ。

マンハッタンへ

私がニューヨークに住んでいた頃(1994−1997)は、

バスかタクシーでマンハッタンに移動するしかなかった。

しかし、今回の旅行では旅行会社に紹介してもらった方法は、

「エアトレイン」を使えと書いてある。

エアトレイン?そんなのあったっけ?と思い、ホテルに着いてから

調べたら2003年開業の空港とマンハッタンを結ぶ鉄道である。

エアトレインJFKは、ジョン・F・ケネディ国際空港へのアクセスを担うニューヨーク市の新交通システム・高架鉄道である。3路線あり、長さは8.1マイル である。このシステムの運営はボンバルディア・トランスポーテーションが空港管理者のニューヨーク・ニュージャージー港湾公社から委託されて行っている。

車両はリニアモーターカーで、コンピューター化された列車は自動で、車掌や運転手なしで運営される。

出典:Wikipedia

ふむふむ、便利になったもんだなあ。

でも、その鉄道からは、直接マンハッタンに行けるのではなく、地下鉄につながっている。

ジャマイカという駅で降り、地下鉄に乗り換える。(切符は後払い)

ジャマイカ駅でミッドタウン方面の地下鉄に乗る。

そこで、ハッと気づいたことは… 地図もガイドブックも持っていない、ということ。

ホテルの場所は日本にいる間に確認している。

51st St. にあることは、わかっている。(ホテル名がPod 51。51丁目にある

PODという意味)。でも、230 East…

地下鉄の駅は、どこが最寄りなのだろう???

SIMカードを入れ替えたばかりの携帯は、地下鉄内ではうまく電波を

捉えてくれない。もしかしたら設定を間違えているのかもしれない…

ひー!なんで地図の一枚も持ってこなかったのだー!!!

方向音痴のくせに…私のバカバカ!

で、駅名をみて、とりあえず51丁目に近似の50th streetに降りることに

決める。

降りたら、そこは8th Avenue 50th Street。

あとからわかったことだが、私のホテルは2nd Avenue とThird Avenueの間。

セントラルパークよりも東にある。8th Avenueはセントラルパークよりも西。

ニューヨークは、Avenue(南北)に走る通りは東から1,2,3と数え、やや細いLexington

Park Ave, Madison Ave, 5th Ave, 6th, 7th, 8th, 9th 10, 11thまで続く。

約1.6キロ西に行ってしまったので(後で地図で確認)、まずは、51st Streetまで一ブロック北に

向かい(ちょうど12時だったので、太陽を背にすればいい)、

あとはひたすら東に向かえばいいわけだ。

スーツケースをひっぱっていたから20分ちょっとかかったけれど、やっと

たどり着く。

チェックイン時刻(15時)より早めに入れてくれたので、まずは

午後の行き先や、この後4日間の予定を決めるために

地図をチェック。ちゃんと地図を持っていれば、ホテルの最寄り駅は

徒歩3分ぐらいのところにあることがわかったはずなのに。残念!

思い出の地を訪ねる

地図で大体の行き場所を決めて、ホテルを出る。

朝7時に朝食を摂って以来何も食べていない。

もう2時になるので、まずは何かを食べようと、

でもいろいろオーダーしたりするのは面倒だったので

一番手軽なマクドナルド。

軽く腹ごしらえをしたあとは、まずはグランドセントラル駅に向かう。

42nd Streetだから9ブロックほど南下して少し西に行けばいい。

グランドセントラルは、私が国連でインターンをしていたころ

毎日駆け足で(時間が限られていたから)

駅まで行き、戻っていた。

そこを訪れる。

グランドセントラル駅に行くと、マーケットがあり、

そこで晩御飯(お寿司)と果物を調達。

外食は時間がかかるし、チップが面倒。

今回は、せめてお湯を沸かせることができるように

折りたたみ式の電気ポットを持参した。

MJ(ブロードウエーミュージカル)

やっぱりダンスは最高!

マイケル・ジャクソンの半生を題材にした作品

ジャクソン5の頃から大ヒット Thriller そして数々のヒット作品を

マイケルの動きができるミュージカルスターが演じる。

この舞台に上がる人たちは多分演技・演劇でいえば

世界で一番競争の厳しい世界を勝ち抜いてきた人たちだ。

すばらしい躍動力の溢れるダンス、高音まで掠れることのない

歌。ダンス好き(もちろんMJファンも!)にはたまらない作品だ。

大満足して9時に帰途につく。

ホテルに戻り、夕食。お寿司、なかなか行ける!

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)