めいくみらくる(3) 焦っている…

2022-23年シーズンの不振

秋のベルリンマラソンに向けて毎日のように練習をしている。

もちろん、目標は自己ベスト、そしてサブ4だ。

ところが、今シーズンの振るわなかったこと…

秋のニューヨークは4時間半、次の青島太平洋は転倒・足の攣りで

4時間40分、そして本命の東京マラソンでは4時間20分。

多くのラン仲間が自己ベストを更新するなか、

1人沈んでいっている気がする。

歳をとるということ

もうすぐ65歳の誕生日となる。

本物の「高齢者」の仲間入りだ。

焦る。

加齢による体力の低下と、自分の練習の成果。

どこまでかけ離れていくのか。

どんな名選手でも、引退の時はくる。

私が「記録」を諦めるときはいつくるのか。

記録を目指すことをあきらめ、

楽しみのためだけに走り続けることができるのか。

「目標」志向で達成欲が強い自分が

ただ楽しみのためだけに苦しい練習を続けられるのか。

歳をとることの不安と恐怖を抱えながら、それでも

いまは練習を続けている。

タイトルにある通り、ミラクル、奇跡を起こすためだ

とりあえずできる限りのことをする

昨年末ぐらいから筋トレとストレッチを取り入れている

自分ではできないのでスポーツクラブのトレーナーに指導してもらう。

昨年の東京マラソン以降はランニングコーチに月2回ぐらい

フォームを見てもらっている。

最近の私のお金と時間と使い方はまさに「ラン」一筋だ。

一生の仕事にしようと思っていた「英語」については

いまはモチベーションがあまりわいていない。

困ったことだと思いながら

私の脳はひたすら「走る」ことを考えている

焦りながらやっていく

こうやって、1日1日、歳をとりながら

河の流れに逆らうように

自分の身体と向き合っている。

焦っている自分を「もう少し落ち着け!」

と宥めながら、1日1日を過ごしている。

広告

この記事を書いた人

アバター画像

大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)