名古屋ウィメンズマラソン どこまで行けるか???ピンチのなかでの挑戦

走るの苦手で大嫌い

明日は名古屋ウィメンズマラソンです。

よく、聞かれます。なんで走ってるの? 昔から早かったからとか、部活やってたから、とかだとわかるのですが…わたし、走るの大っ嫌いでした。

だから、走ることが運動のなかで最も嫌いだった私が50歳を過ぎてなんでここまでやっているのか、わからない、としか答えられません。

たしかに、練習は苦しいし、フォームはめちゃくちゃで早くもないし、自分の走る姿は正直、カッコ悪い。風を切って走るなんて、夢のまた夢、風に翻弄されるのがオチです。おまけに、マラソン完走するためには練習時間がかなり必要だし(それでなくてもやりたいこと多すぎて時間ないし)、お肌にも悪いし、『運動のし過ぎ』で体内が酸化して老化するという説もあるし、遠征するとお金もかかる…

と、ネガティブなこと並べながら、明日完走したら、なんと6回目になります。

私のマラソン歴

練習バッチリで臨んだ初マラソンの東京マラソン2014年2月23日(55歳9ヶ月)4時間38分

右肩上がりで記録が伸びると信じていたけれど、練習不足でそうはいかなかった霞ヶ浦マラソン

2014年4月20日(55歳11ヶ月)5時間12分

乳がん手術、放射線治療後に臨んだ故郷、大阪での大阪マラソン2014年10月26日(56歳5ヶ月)5時間40分(途中、歩いてしまったけどゴールには入った)

抗がん剤で苦しみながらも直前1ヶ月の練習では200キロ越え。応援を力に走った2度目の東京マラソン2015年2月22日(56歳9ヶ月)5時間33分

あんまり練習できなかったけど、北陸新幹線に乗りたくて参加した雨の中の金沢マラソン2015年11月15日(57歳6ヶ月)5時間20分

そして、明日57歳10ヶ月で、かなり練習不足で参加する名古屋マラソン

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マラソン始めたのが50歳越えだったから、昔で言えば年寄りの冷や水とかいう部類。

ではなぜ走るのか?

残念なことに(?)、私、『達成欲』がとても強いのです(ストレングスファインダーによる自分の分析です)私の資質のなかで堂々のトップを占めています。

(私の上位5つの資質は:達成欲、調和性、収集心、学習欲、責任感です)

困難なことがあればあるほどやり遂げたい、という気持ちがとても強いようです。15歳であきらめかけた留学の夢を、なんと四半世紀後、37歳で育児しながら実現した、という経歴をもっています。

自分がどこまで続けられるのか、(多分十分納得するまで)、自分に対してとても興味があります。

「物事を始めるのはモチベーション、続けるのは習慣」(意志の力ではない)、という言葉を最近目にしました。練習不足と言いながらも、1月は80キロ、2月は110キロ走っています。しばらく前に22キロ走もしました。走ることはすでに習慣となっているようです。

習慣なので、わざわざ大会に出る必要もないのですが、そこはモチベーション維持のために参加するようにしています。

なぜ走るのか、という問いに対する答えは、「自分の資質と、(どこまで行けるか、という)自分への好奇心」なのではないかと思います。

まとめ

残された寿命は、これまで生きてきた年数より、必ず短いです。

それでも、日々成長していきたい。そこに留まる、あるいは後退する、という自分にはしたくない、と考えています。

もちろん、「経年劣化」の部分は自分でも嫌なぐらい日々発見しています。残念ながら愚痴も不満も増えました(ああ、情けない)。

それでもなお、学び続け(学習欲も高い)、右肩上がりな部分を保っていきたいと思っているのです。

名古屋マラソンを前に、走ることについて考えてみました。

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)