抗がん剤治療と運動:マラソン完走記(26)3回目の抗がん剤治療と副作用、でも「生きる!」

1. マラソン練習

2014年11月に始まった抗がん剤治療。

3回目を終えて季節は秋からもう冬。マラソンは翌年2月。

アメーバの他の方の乳がん闘病記を読ませていただくと、もっと重篤ななか、頑張っている方々がいます。

ステージIIで手術し、今は術後補助療法。

がんの症状が出ているわけではありません。

でも抗がん剤治療を受けています。

さて、リワークノートを書いて体調管理しつつ次のような生活を続けていました。

週2回の朝ランニング(10キロ)、週末のロング走(12月は3回20キロ走をしています)。

時に仕事後に勉強会、長女と宝塚観劇などなど…活発です。

12月は総走行距離169キロを数え、なかなか充実した練習ができました。

青空のもと、走るのはきもちいい!

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余談ですが、翌年5月に伊豆に断食にいったときに診察してくださった石原結實先生の言葉です。

「運動すると男性ホルモンが出るので、女性ホルモン感作性の乳がんの人にはいいのですよ」
運動できるだけありがたいです!

2. 3度目の抗がん剤投与後の副作用

そんなこんなで3回目の抗がん剤は12月18日。

その時の副作用は、便秘、歯茎の腫れ、舌がしびれる、肌の乾燥、味覚障害、眠気、そして赤ら顔でした。

私の投与回数は全6回なので、年内(2014年)に半分が終わったことになります。

ふぅ….

3. 冬のバイクに備える

自分にとって大きな楽しみであるバイクも続けていました。

冬の寒さに勝つために…

電熱ウエア、「ヒーティック」(電熱ウェア)を買いました。

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こんな感じ。

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電源をバッテリーからひいてきてウェアのなかに埋め込んだ電熱線をを温める装置です。

上はインナー、下はズボン下という形でとにかくあたたかい。冬のバイクも、もう、怖くありません。

4. 年末年始の家族旅行

夫が伊豆の温泉に予約をとってくれて、年末には湯治に連れて行ってくれました。

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伊豆のテディベア博物館にも行きました!

2階展示スペースはとなりのトトロ展。ほんとうにふかふかの猫バスがあるんですよ!

伊豆テディベア博物館

娘2人も同行し、楽しかったなあ。

 

 

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)