抗がん剤治療と運動:マラソン完走記(28)体調の波と東京マラソン1か月前の練習

体調の波

抗がん剤を処方すると、いいときと悪い時の体調の波が顕著に現れます。

直後は最悪で、味覚障害とか、便秘とか…全身が薬を拒否しているようです。
そのうちに自分の細胞が薬との闘いを終え、なんとか回復していく。そんな感じです。

本番は2月。お正月の練習内容

2015年元旦は抗がん剤治療から2週間目。体調が戻った頃で、元旦は10キロ、2日は24キロ、3日はツーリングに出かけ、4日に10キロ…とお正月休みはとても充実していました。

(抗がん剤やっている人とは思えない?)

なかなかスピードがのらない(初マラソンのときと比べ)ので、週2回と週末練習では足りないのかなあと思い、毎日スクワットをすることに決めました。

年末から始め、元旦は東京マラソン52日前。この頃からカウントダウンをしながら、毎日お風呂上がりに…と思っていたのですが、お風呂上がりは何かと忙しいのでお風呂中にスクワットをするようにしました。そうすると忘れないですよね。

あらたな副作用

その頃の副作用は涙目
体中の毛という毛が抜けますので、眉毛も薄くなるし、睫毛もなくなる。睫毛がなくなると目を守るものがないので、風が沁みます。で、何もしないでも涙が出てくる…

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走っていると泣けて泣けて…
というわけでサングラス、ですね。

朝は眼鏡、かな。普段はコンタクトレンズですが、この頃は朝練は帽子(毛がないからね)、眼鏡(涙目のため)で走っていました。

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年明けの抗がん剤にそなえる

1月11日には谷真理ハーフ(21キロ走)が控えていたので、お正月の集中練習はとても有益でした。

ただ、問題は1月8日の4回目の抗がん剤。副作用が一番でやすい日に当たっています。
さて、どうなるでしょうか…

写真はお正月ツーリングのとき。西伊豆、戸田にいきました。いい天気で最高のツーリング日和でした

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)