遠距離介護の終焉 母の看取り(2)

死亡診断書を受け取りに行く

死亡診断書の受領と入院費の精算は、平日でないとできない、と

いうことなので、

朝、10キロ走を終わってから摂津にある病院にでかけた。

そうそう、走りながら、「確か、本籍地が必要」とか言っていたな、と

思い出す。走ることで頭が働くのはありがたい。

帰宅し、家の中の古い書類を取り出してみる。

父の死亡診断書が出てきた。これでいいかな。

お風呂に入って出かける。

自宅から、堺筋線で一本で病院に行けるのがありがたい。

会計を済ませ、いちおう主治医の話を聞きたかったので

時間をもらった。

お腹の嚢胞が破裂したのではなかったので、

おそらく苦しみはなかったかと思うとのこと。

親の死に目には会えなかったけれど、苦しそうな顔ではなかった。

葬祭場に戻り、死亡診断書を葬祭場の人に渡す。

それは、本籍地または死亡地に提出され、火葬の許可がおりるそうだ。

ランチはうどん。天神橋商店街、とてもいい商店街で活気があり、

食べ物屋さんも多い。賑やかな場所で嬉しい。

施設にご挨拶

母の施設にご挨拶にうかがった。

退所の手続きと部屋の片付けだ。

先週金曜日には、一旦、退所し、せめて投薬治療になったら

再度、入所させていただくつもりだった。

お部屋は、壁に折り紙の作品やカレンダーなど

いろいろ貼っていたけれど、

それはもう外してあった。

引き出しやクロゼットなどを整理した。

お布団を含めもう持って帰るものはない。

一応、まとめて、すべて処分してください、とお願いした。

お洋服もたくさん残ってた。

写真を飾る

施設では、いっぱい写真を撮ってくれていた。

お誕生日のお祝い色紙をもらってきたので、

母に備える。

母は、11月生まれで、お誕生日を施設でお祝いできなかった。

しばらく、母とすごす。

母は、巨大冷蔵庫で静かに眠っている。

夫が夕方合流し、串カツ屋で夕食。

帰宅。こどもたちが明日やってくるので布団を準備する。

英語、そして筋トレ

夫は、学生との面談(論文指導)があるというのでホテルに、

そして私は英語のレッスン(受講する方)と、筋トレがあるので

実家に戻る。

英語のレッスンでは、予習が必要だったことを思い出し、

直前に課題文を読み込んだ。ディスカッションに少しでも参加できてよかった。

その後オンラインでコーチの指導で筋トレ。

こちらは、画面を出さないので気楽だけれど、手は抜かない。

1日の終わりにしっかり筋トレとストレッチができて、ちょっと充実感。

明日は、通夜。

 

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)