老親を見送ったあとにすべきこと(個人的体験)その(2) 親の戸籍謄本をとる

本日のアイキャッチ画像は、母の若い頃です!なかなか美人でしょ?

「めんどくさっ」を乗り越えて好奇心

相続のための書類を色々集めているのだが、

被相続人の「出生からの連続した戸籍謄本」というのが曲者だ。

親が出生してからどんな人生を歩んできたか、というのが垣間見られる

記録だが、多くの人が、結構ここで「めんどくさっ」になる。

もちろん、そこが司法書士さんや弁護士さんの働きどころで、

熟練したプロの手練手管で必要書類をきっちり揃えて

やってくれるので、素人が泣きながら集める必要はない。

とはいえ、滅多にないことなのでじぶんでやってみようかと。

で、母の生まれ故郷の役所に請求してみた。

(ところで、2024年3月からは、こういった書類の多くが

オンラインで、コンビニで取り寄せることができるようになるらしい。

でも、どこまで請求できるかは私は素人なので、必要な方は調べてね)

家制度時の戸籍

私の母が日本の制度のなかに登場するのは、母を遡ること数十年の

母の祖父の戸籍から始まる。

母の祖父の名前は山田丸太郎(仮名にする)。

丸太郎を筆頭とする改正前戸籍は、丸太郎を戸主として、

妻 「すゑ」、長男「角太郎」(私の母「幸代」の父)、丸太郎の弟二人、丸太郎の妹、次男、長女、三男

までが一家族を形成していた。

そして、次のページでは、昭和22年に新戸籍に改製。

私の母・幸代は、自分の祖父「山田丸太郎」の戸籍のなかで

「孫」として日本の戸籍上「初登場」したのである。

その後、丸太郎が亡くなると、長男の「角太郎」

(私の母・幸代の父)が一家の中心となる。

今度は、角太郎を中心として、その家族。

母は、私が知る限り6人きょうだいだったが、実は乳児の間に死亡した

こどもが4名いて、実は10人きょうだいだった。

昔は乳児死亡率も高い。おばあちゃん(私の祖母)、よく頑張ったな。

 

その母は、角太郎の戸籍から除籍され、今度は私の父・田口稔の籍に入る。

そして、長女(私の姉)、私(次女)が生まれる。

他にきょうだいはない。

姉は17歳で死亡。除籍

その後、私が現在の夫と結婚して除籍。

母が、曽祖父の戸籍に「孫」として登場してからほぼ100年分の系譜が続く戸籍。

相続登記には、この系譜が必要なのである。

次の書類は?

さて、次の書類を準備する。

次に準備しやすいのは、「登記事項証明書」

これは、全国どこの法務局でも取れる。

オンラインでもできるけれど、まずは「法務局」なる場所に

行ってみたいと思う。

次の投稿に続く。

 

 

 

 

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)