地元に知り合いを作ろう
私も65歳をすぎ、お勤めの世界からは少しずつ離れている。
神戸大震災、東日本大震災、そして今回の能登半島震災などでも
思ったが、ご近所とのつながりって、大事なんじゃないかなってこと。
特に、夫も私ももともと大阪出身で(夫は、両親が転勤族だったので、愛媛、島根、大阪と
転々とした)、今住んでいる東京には親戚もいない。
コロナ禍では、家にこもるか、近所の駒沢公園を一人で走っていた。
走るのは、仲間と一緒が多かったのが、
そいった練習ランも開催されなくなった。
一人で走るのは嫌いではないが、毎日ずっとだと寂しい。
で、コロナ禍の制限が少しずつ緩和されたころに、
地元のランニングクラブに入った。
そうすると、一人で走っていても、すれ違いざまに挨拶をする相手が増えて
楽しい。
シルバー人材センターは地元密着
こどもたちは、全員中学校から私立に通ったので、
地元の小学校のPTA活動にも参加しなかった。
ご近所の方とはご挨拶するけれど、もっと地元のことを知りたい、
また、遠くにでかけなくても、自分にもまだまだ貢献できることが
あるかもしれない、と思って以前から「いつかシルバーに」と思っていた。
こどもたちが小学校のころ、
アメリカから帰国して日本の勉強に追いつくために通っていたのが
「学習教室」。進学塾ではなく、シルバーのおばさんたちが、やさしくお勉強に
付き合ってくれるところだった。3年生と1年生のこどもたちがお世話になった。
ゆっくり付き合う勉強もある、と思っていたので、自分も将来はこんなことで
地元のこどもたちに貢献できたらいいな、と思っていた。
幸い中高の英語教師の資格もある。
説明会
私の住んでいる区では、月に一回説明会があり、
その後、入会手続きの日が設けられている。
説明会への出席は必須で、これに出ないと入会できない。
案内された部屋にはすでにほぼ満室なぐらい人が入っている。
全部で20人ぐらい。
へー、こんなに「シルバー」に興味ある人いるんだ…
説明会は、活動紹介のビデオ、その後、会員の方による
活動紹介、行政の方の説明があった。
私が興味をもったのは、シルバー人材で仕事をする、ということよりも
「地域活動」だった。
近くの公園のお掃除など、近くの人とグループ活動をするというもの。
自分が住んでいる街をきれいにしたい、というのは兼ねてからの私の願い。
一緒に作業をすることで、知り合いも増える。
リフォーム工房見学
説明会のあとは、衣類のリフォーム工房を見学。
お裁縫系は、元々苦手なので、シルバーに入ったとしても、この活動は
ファスナー修理とかも持ち込まれるらしい。
着物のリフォームなどもやっているらしい。
私には難しいと思うけれど、好きな人にとっては、工夫のしがいのある
作業だと思う。
いざ、入会…は4月からにしました
現在の職場を3月末で退職し、4月からは新しい仕事をする予定。
2月−3月はいろいろ忙しい時期なので、まだ活動はできない。
4月にはいって、仕事の予定が立ったら、ということにした。
(区の職員さんにも、そう勧められた)
4月から、新しい暮らしが始まる。
ちょっと楽しみになってきた。