相続登記に向けての準備ー法務局に「登記事項証明書」をとりにいく

登記事項証明書について

法務局で出している「集める書類」のなかには記載されていないが、

法務局に電話をかけた時には「登記事項証明書」をもってこい、と言われた。

オンラインで申請できるらしいし、その方が手数料が安いのだが…

この、オンライン申請フォーマット、はっきり言って「安く作ったのかなあ」と思えるような

もの。

しかも、オンラインのくせに申請できる時間が平日朝の8時半から夜の9時まで。

いや、平日その時間、勤め人はとても忙しい。

あ、と思ったら夜の9時すぎている。

それでも一度はトライした。

なんだか、住所の全角、半角で、「こちらが全角でいれている」つもりなのに

「その文字は使えません」の連発!

で、そうこうしているうちに9時をすぎてしまってやる気を失った。

法務局にいってみる

行ったことがない法務局。

どんなところか、一度行ってみるのもいいかも、それに

相続登記をする大阪の法務局である必要はない。

一番近くの法務局に行けばいい。

(手数料はオンラインの方が安いけどね。待つ時間がもったいない)

住所は正確なものが必要なので、「納税通知書」を持参。

件数が多くてあたふた…しかも!

夫の父も亡くなったので、私の実家のビル2軒(土地と建物)と貸家(建物のみ)

そして夫の実家分(土地と建物)。

しかも、なぜか実家の土地は分筆されていて土地部分が3件。

全部で8件分の登記事項証明書が必要。

でかけた法務局は、家の近くにあり(自転車で11分というのがgoogleさんのご案内)

出張所なので、規模は小さい、と思う。申請用の機械が2台。

申し込み用紙に記載してもいいけれど、機械がおすすめらしい。

同一住所で複数の家が!

8件分の書類をもらうための番号を取るために、一件ごとに

正しい住所を入力しないといけない。

固定資産税納税通知書を参照しながら、入力していく。

機械は二つあるけれど、3件分も入力すると、人が並び始める。

悪いので、いったん3件で打ち切り、また、列の後ろに並ぶ。

そして、順番がきたら次の3件、そしてまた列の後ろに並ぶ。

そして最後の2件、ところが最後の一件、土地なしの上物だけの

物件の住所を入れると

「同一住所で複数の建物があります。正しい住所をいれてください」と

メッセージがでてくる。

「枝番」が必要なのかな、と思い、納税通知書にあった住所に、さらに追加で

表示されていた1-1という数字をいれてみる。

「正しい住所ではありません」と出てくる。

何度か失敗するうちに、また、列ができ始める。

あきらめて手書きで請求する方針に変えようと思う。

そうこうしているうちに、私が入力した証明書ができあがり、機械から吐き出された

番号札の番号が次々よばれる。

窓口の方に事情を説明すると、「まずはできている分の印紙をご購入ください、そして、

印紙を貼った書類をご提出ください。その間に手書きの申請書をご用意してください。

こちらで調べますから」と言ってくれた。

そうして、手書きでわかる限りの住所を書いてみる。

調べていただいたものを見てみると、番地のあとに、/ (スラッシュ)が入って、

1−1が正しい表示だったようだ。なので、

「●番地xx/1-1」と表記すればよかったらしい。しかし、

納税通知書には、スラッシュは入っていなかった。なので、

いかに「登記事項証明書はオンラインで入手できる」と言われていても、スラッシュの

問題は、法務局に行ってみないとわからないことだった。

行ってよかった、と思う。オンラインで全てが解決するわけではない。

それに、それほど待たされるわけではなかったし。

登記事項証明書、入手–次は?

これで、また、書類が手に入った。

次は、「登記申請書」の作成にかかる。

「法務局」のHPに書き方が紹介されているが、

これはまたこれで大変そうである。

続きは、次の稿で。

 

 

 

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)