大野 清美 物部川沿いの古くて新しい温泉宿
2024年1月、義母の葬儀で高知に滞在したときに龍河温泉に宿泊。
高知の温泉宿もいいものだなあ、と感じ入り、
今回、義父母の家を片付けるに当たり、龍河温泉から空港までの道で
見かけた夢の温泉。
グランピング設備もある、ということで一度行ってみたいと思いました。
大阪の実家からの移動で、夫より一日先に高知入り。
龍河洞冒険ツアーに参加して、その足で夢の温泉に向かいました。
自分の足以外、交通手段をもたないので、
龍河洞からはローカルバス。1日数本ですが、ツアー終わって
アイスクリン食べてお土産（ぶんたん）買って…している間に
バスは到着。
あいにくの雨で、バスを降りてからは少し濡れましたが、無事到着。
お部屋に通され、建物全体、廊下とのギャップにビックリ！
の和モダンな部屋でした。
4人は泊まれるゆったりしたお部屋
高床になっている畳の間。畳の下は、引き出しになっていて
お布団が入っています。それにベッドが２台。
テレビも大型で、何よりスペースがある。
4人家族が過ごしても窮屈にはなりません。
お部屋にきちんとトイレはついているし、アメニティもコーヒー、お茶、お水。
ポットも浴衣ももちろん完備なので、廊下を歩いた印象とはまったく別物。
ギャップが面白いです。
窓の外は….そして、廊下、階段の壁は土壁。
すごく頑張ってリニューアルしたんだなあ、と思いました。
夕食は6時。その前にお風呂です。
お風呂は、浴場に行かないといけない。
私の部屋は２階で、お風呂は一階におりて、離れのような場所へ。
お風呂から物部川を眺め、豪華な夕食を堪能
お風呂は、それほど大きくはないけれど、
快適な空間。
物部川と、赤い橋が見えます。
天然温泉で、湯上がりはつるつるのお肌になります。
夕食は、一階の個室。家族ごとに別のお部屋でゆっくりいただきます。
（私は1人だけれど）
量もたっぷりで、実は食べきれないほど。
でも、勿体無い精神が働いてしまい、
「明日、走ればいいや」とばかりに完食。
土佐名物、かつおのたたきもいただきました。
ランニングはできない…
夕食でおなかいっぱいになり、
疲れもでて、お部屋でダラダラと過ごしていたら、
２度目のお風呂に行くタイミングを逃してしまいました。
お風呂は9時まで、なのです。
なので、朝、チェックアウト前に走って、そしてお風呂、とばかりに
外に飛び出したのですが…
物部川のほとりを走ろう、と思い、
国道195号を走り始めましたが川辺に近づく道はなく、
歩道も途中で途切れ…
1キロも走らないうちに引き返すことになりました。
後でGoogleマップを見ると、確かに川縁はすべて断崖絶壁。
国道から川に行く道はどれも行き止まりになっていました。
ところで、お風呂から見えていた赤い橋。
気になって宿の裏手まで行ってみました。
そこには、赤く塗られた吊り橋が。「夢の架け橋」と書いてあります。
しかし、「宿の主人も晴れた日に慎重に渡る」というぐらい、どうやら
老朽化して危ない橋のようです。橋の向こうには氏神様が祀られているのでしょう。
鳥居のようなものが見えました。
自己責任で、物部川に落ちても（橋の下は断崖絶壁）仕方ないので
橋は渡らず、また、走ることはあきらめてお部屋に戻り、温泉に入って
お風呂上がりはお部屋でストレッチ。窓の外では
女将が洗濯物を干しています。まあ、これもギャップ。
グランピングもある…らしい
2023年1月にオープンしたというグランピング設備を
確認することはできなかったのですが、
薪風呂に入ったり、
バーベキューをしたり、とアウトドア生活を楽しめそうです。
まあ、一人旅には無用ですが、家族で行くと楽しそう。
まとめ
夕食が豪華だとわかっていたので、
実は朝食は注文しませんでした。
多分、食べきれないと思っていたので。
でも、豪華夕食、温泉、そして静かで清潔な空間を
楽しむことができました。
鍾乳洞探検ツアーを含む高知一人旅、満足しました。
夢の温泉情報
HPがあるので、特に付け加えることもないですが、念の為
場所：高知龍馬空港からタクシーで15分ぐらい。
もちろん、駐車場あり。
徒歩圏にレストランなどはないので、夕食は基本予約したほうがいい。
（車がある人は、おそらく土佐山田に行けば多少の飲食店はあります。
でも、夜はどこも早く閉まります）
料金：HPや予約サイトでお確かめください。いろいろプランあります。
お風呂：天然温泉です！（単純硫黄冷鉱泉）お肌ツルツルになります。