抗がん剤治療と運動の両立:マラソンを走りきった記録(32) 私はついてる!

抗がん剤治療は3週間おきに6回。

お正月をまたいでのスケジュールで、いろいろ調整しました。

何より優先したのは、副作用が一番出やすい投与後1週間をどうすごすか、

特に東京マラソンとの兼ね合いでした。

1. 日程調整

わたしの「術後輔助療法」である抗がん剤は、3週間おきに6回というメニューでした。

4回目が1月8日。通常でいけば1月29日が5回目。

ところが、ここに出張が入っていたのでどうしようかと思っていたところ、
あっさり「では翌週にしましょう」と医師が日程変更をしてくれました。

「あ、そこまで厳密なものではないのね」というのが感想。

しかし、この1週間の違いは実はとても大きかった!!

抗がん剤を打つと、その日から数日は、かなり身体がつらい状態になります。

特に私の場合必ず便秘します。

3週間おきに6回となると、6回目が東京マラソン直前の2月19日。

東京マラソン本番が22日。
体調としては最悪のときに走らなければならない状況だったのが、

1週間ずれたおかげで体調が戻るいい時期に当たります。

2. 私はついてる!

最後の抗がん剤治療が1週間ずれたことは、本当にラッキーでした。

ちょっとしたタイミングで、成果は変わってくるもの。私はツイてる、と確信。

そうして2月にはいり、5日に抗がん剤5回目。

今回もDVDプレイヤー持参、「ロード・オブ・ザ・リング」のDVDをレンタルし、

いつものように朝10キロ走ってから病院に行きました。

点滴前は覚悟がいります。アイスグローブは痛いです。

でも、負けない。

3. 必ずスタートラインに

抗がん剤5回目が修了。

1月はたくさん走ることができました。

その成果もあり、徐々に自信がついてきました。

私は必ず「スタートライン」に立つ!

1月末。ランニングコースである駒沢公園の梅はもうほころび始めていました。

本番は3週間後。

そして、抗がん剤治療はあと残すところ1回、となりました。

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マラソン本番に向けて、シューズを用意しました。

写真はいつもの

[アシックス] ランニングシューズ LADY GELFEATHER GLIDE 3-wide TJR843 4593ダッチブルー/シルバー 24.0

2シーズン目に入って、これで4足目かな?

 

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)