レンタルバイクでおでかけ カワサキW400で箱根まで

バイクの免許を2006年にとって以来、自車を購入するまではレンタルバイクを色々試しました。

今回は、カワサキW400。さて、どんな乗り心地だったでしょうか?

1. カワサキW400に挑戦

私の身長は159センチで、バイクを選ぶときの基準は

  1. 足付きがいいこと
  2. 車体の重量があまり重くないこと

です。今回レンタルしたのはカワサキのW400

この記事を書くため、W400について調べたらこんな素敵な試乗インプレッションが掲載されていました。

Wシリーズといえばバイクファンには「あの名車」。そして、W400は、「あのW650の美しいスタイルはそのままに、エンジンをストロークダウンし399ccとすることで、普通2輪免許に対応したモデル」とのこと(上記試乗インプレッションより)
残念ながら2008年9月の排出ガス規制強化により生産終了となっていますが、初めて乗った日はまだ生産していたのですね(今は2016年。レンタル走行は2007年)。
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足付きはよかったのですが(765ミリ)、困ったのはその重量。

193キロあります。

今まで乗ったバリオスや、エストレヤに比べ、約30-40キロは重い。

排気量も400なので当然と言えば当然なのですが

でも、シート高も低く、全体に「どっしりした形」

この安定感が、なんか、かっこいいんですよね。

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とはいいつつ、とにかく初心者の私。いつもに比べかなり重いバイクに乗ってしまったため、もう、ドキドキ。

レンタルショップから家まで乗って帰る途中、都立大学の交差点で

早速転んでしまいました。

右折で低速に落としすぎてエンスト、そのままコロン、です。

本人、かなり焦りましたが、交差点付近の男性が数名、あっという間にかけよって

起こすのを手伝ってくれました…ああ、世の中の男性はこんなに優しいのです。

その後も何度かツーリングで立ちゴケや低速走行時に転んだりしていますが、大抵周りの男性が駆け寄って助けてくれます。

バイクに乗っているオバサン、いかにも頼りないからですかね。ありがたいことです。

かつては女子がバイクに乗るなんて生意気、ということで転ぼうが何しようが

「できるはず」ということで助けてもくれなかったようです。

2. 箱根へ

バイクは無事自宅に乗って帰り、翌日、MAZDAターンパイクを上りました(昔は「箱根ターンパイク」と言いました。いっとき、TOYO TIRE ターンパイク」という名前でした)。

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天気もよく、ターンパイクの展望台、大観山では珍しく富士山が見られましたが

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実は「無事帰れるかしらん」と不安いっぱいのツーリングでした。

てっぺんでは、富士山も芦ノ湖もよく見えて(雲に隠れることが多いのです)、感激しました。

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東京都心から東名高速、小田原厚木道路を走り、往復で200キロ足らずの距離です。日帰りツーリングには最適です。

ターンパイクは有料ですが、あまり混んでいることはなく、快適なワインディングを楽しめます。時間があるともっと先の方の「伊豆スカイライン」に抜けられます。

3. W400 インプレッション

シート高の低さは、私の身長でもバッチリ。きちんと足がつきます。小柄な男性向き、かもしれませんね。

ただ、私には200キロ近い重量は負担が大きい気がします。自分自身の体重も軽いので、「乗り回す」とか、「一体化する」というのが難しいかなあ。

それでも、エンジンがよく回り、峠道を上り下りするときはシフトアップ、ダウンが楽しかったかな。

メタリックな感じも多分、男性が乗っていた方がカッコいいかも。

とにかく、Wシリーズに乗れたことはすごーく貴重な思い出。やはり「あのWシリーズ」と言われるだけあって

いかにも「バイクに乗ってる!」感が強いバイクでした。

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走行日:2007年10月21日

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)