介護認定へのいくつかのステップ(1)

82歳になってますます弱気に、耳も遠くなった母。少しでも快適に不安なく出来るだけ住み慣れたところで過ごしてほしいとの願いは本人含め多くの家族が思うこと。

母はいろいろ不安がるばかりで自分ではお役所関係の手続きなどはできない。仕方ない。新しい制度なのだから。それでも自立して生活できているだけ立派。

今回は、行政の力を借りるべく、大阪市のホームページで調べた地域包括支援センターを訪ね、介護保険を使えるかどうか、使えるとしたらどのような支援をしていただけるか、聞いてみることにした。大阪市のホームページで実家の近くにある「ふれあいセンターもも」に電話をし、先月5月28日(2016年)母とともに訪れた。そして、現状を伝え、「認定をうけたい」という旨の申請書を提出した。

翌月、6月9日にはMRI検査の結果を聞きに大阪に行ったのだが、ちょうど病院にいる間に訪問の日取りが6月19日に決まったと「ふれあいセンターもも」の社会福祉士Kさんから電話があった。

その日はあいにく私が同席できないのでKさんが調査員の聞き取りに同席してくれる。

ありがたい。母の希望は時々通う病院への同行と、時々の見回り。病院ではお医者さんが言っていることが聞こえにくく、後からあれも聞けば良かったとか、これも聞きたかったのに、みたいなことがよくあるのでいつも不満が残るそうなのだ。あとは近所の話し相手がどんどん減って(ご逝去されて)話し相手がいないこと。なので時々見回りに来てくれるとありがたいと言う。

介護とまではいかないけれど、上記のようなことで少しでも支援をしていただければどれほど安心だろうか。

また、支援の程度は今後深刻化していくだろう。深刻化してから慌ててあれもこれもやるのでは色々不備も出てくるだろう。今から出来ることをいろいろ探っていこうと思う。

広告

この記事を書いた人

アバター画像

大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)