さて、これまで一貫して「インデックス」投信を勧めてきて、
その記事をかいてきた自分ですが、
勝間塾の月例会セミナーにカリスマファンドマネージャーの
藤野英人さんがお見えになり、
藤野さんの本を読んだり、お話を聞いたりして
「この方は信頼できる」と思い、
今度は自分の三女を巻き込んで「積み立て投資信託」を始めました。
以下の画像は、ひふみ投信「目論見書」表紙よりお借りしました。
1. インデックスからアクティブへ
インデックスファンドとは、市場平均(ベンチマーク)と同じような
動きをする運用を目指すファンドです。私が最初に投信をした方法です。
これに対し、プロに運用を任せて市場平均を上回るリターン
(収益率)を狙うのが「アクティブ型投信」です。
(日経電子版より)
勝間さんご推薦のインデックス投信を続けてきましたが、
「お金は銀行に預けるな」(勝間和代著)
一部アクティブなものを持つのも自分のための「リスクヘッジ」になると
思いました。
2. 勝間塾月例会でご講演を聞く
勝間塾では、月例会というのがあり、毎月20日に開催されています。
(写真はイメージです。実際の会場はもっと広い!)
その月の月例会の終わりに翌月までの宿題がでます。大抵は課題本です。
そこで紹介されたのが、
という本。
この本では、投資は何のためにするのか、「利殖のためだけではなく、
社会のため、人のためにするのだ」と主張しています。
さて、2015年8月の月例会のテーマ「投資」に関するセミナーに参加した際に、
藤野さんご自身のお話を聞くことができました。
藤野さんは、23年にわたり、5,700社以上の会社を訪問してきたそうです。
その自分の経験をもとに、応援したい企業に投資するようにファンドを組んでいるのです。
ただし、もっと大事なポイントがありました。
それは、藤野さんは
「一部、嫌いな企業を組み込む」という技を使っていることです。
自分の思い込みだけでなく、思い込みに対しリスクヘッジするために
そのような作業を行っています。
私は藤野さんのその話を聞いて「ひふみ投信」に
投資しようと思いました。
自分を信じることと、自分に対し慎重になることのバランスがとてもとれている、と
思ったからです。
3. 三女の投資事始め
「お金を貯めたーい」という三女に、
これまで自分がやってきた投資手法(インデックス・ノーロード・積立投信)を
紹介するのもよかったのですが、
まだ若いので、「アクティブ」を試してみていいのでは、と思い、
「一緒にやるから積み立てでやってみない?」と言ってみました。
2人とも少額ですが、特に三女はまだ若いし、長期に投資できるので有利かな、と
思いました。
住民票を取り寄せたり、印影があわないために
何度もレターがきて印鑑を押し直したり、といった面倒なこともありましたが
何とか口座開設にこぎ着け、
今のところ10か月で6.87%増加。藤野さんのファンドの組み方は
うまく行っているようです。とはいえ、投資はまだ始めたばかり。
三女は「まだ、先になるまで(運用成果は)見ないんだー」と
言っています。
(写真はホンモノの三女ではありません…こんな感じ、というイメージで)
4. まとめ
特色のある独立系投信などでは、投資哲学に共感して投資することもできる、と
書いてありました。
ひふみ投信はそのひとつだと思います。
「自分が実際に訪れてその経営に惚れた企業を
応援する」というのが藤野さんの考え方。
「お金や運用成績」だけにこだわるのでなく、
私がサイゼリヤ(私が唯一もつ銘柄株)を応援しているように、
藤野さんは自分が納得がいく企業を応援し、ファンドを組んでいるのです。
これからのファンドの成長が楽しみです。
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