【体験談】1000時間ヒアリングマラソン効果 TOEIC990点の耳を30年前に作った教材はアルク!

私は、初めて受けたTOEICで980点、リスニング満点の495点、リーディング485点の980点

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次にまったく準備せず受けたTOEICではリスニング480点、リーディング470点の950点

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そして、950点に満足いかず受けた次の受験でそれぞれ495点の990点を獲得しました。

上記の点数をみていただいてわかると思いますが、(自分でいうのもナンですが…リスニングが強い

なぜこれほどリスニングが強いのか、考えてみたら思い当たることがあったのでお話します。

人生のある時期、コレ↓

旬の英語素材を毎月お届け。1000時間ヒアリングマラソン

をやったのです。

1.  英語ができなかったのに「英語で稼ごう」と思っていた

初めて英語を習いはじめた頃から夢だった留学。

家庭の事情で高校・大学時代には果たすことができませんでした。

大学卒業後、すぐに結婚。結婚相手がいつ転勤するかわからなかったため、

企業に就職する、ということはせず、全国どこにいても仕事ができるように

「英語で稼ごう」と考えていたのです。

そのためには、「まずは資格だ!

ところが…大学時代は勉強ではなく、卓球に夢中になったあまり、

卒業時にもっていた英語の資格は「英検2級」のみ。

「勉強のために」という下心で外国人を観光案内するというボランティアガイドをしよう(グドウィルガイド=善意通訳)と

ボランティア・リーダーに連絡してみると「英検2級じゃ、使い物にならないね!

とまで言われる始末。

ちょっと頑張って受けた英検1級。筆記試験に合格するも面接のスピーチで撃沈。

英検1級パブリック・スピーチ試験撃沈物語
英検1級の2次試験は、私が24歳のときに挫折して次に受検する50歳までの間に
形式が変わっていました。
現在は、1人ずつ3人の面接官と個別に問答する形式ですが、
かつては20人ほどがひとつの教室に集められ
・着席するとそれぞれの机上には白い紙片が置いてあります。
・1人ずつ順番に名前が呼ばれ、名前を呼ばれた人は起立し、紙片を裏返します。
・紙片にはお題が2つ書かれていて、ひとつのトピックを選び、1分間考え、
そして1分間のパブリックスピーチ(全員の前でスピーチ)をします。
・初めて受けたスピーチ試験のお題は、1. nuclear energy 
2. Most memorable event in my life でした。 
1. は単語をよく知らないとスピーチできない、と思い、2. を選びましたが...
名前を言ってからあとは頭が真っ白になり、 「卓球の試合で負けた」話を
しようと思ったのですが、
何一つ言葉がでてこず、残り55秒はひたすら沈黙...撃沈。 
1次試験に受かると、2次試験は1回失敗しても次の試験では
1次試験免除で受検できます。 
2回目のスピーチ試験は教室に入るとクーラーの冷気が
私の背中に直撃するという「特等席」。
あまりの寒さとそもそもの練習不足で(2回目はお題も覚えていません)再び撃沈。 
スピーチはわたしには無理、と諦め、それ以降、次に自分が英検を受けるまでには
20年以上の歳月が流れます(50歳のリベンジで英検1級に合格しました)。

ともあれ、こうした失敗を経て、あまりに悔しかったので

留学しなくても留学なみの英語の勉強をしよう、と決意しました。

そして、前から気になっていた仮説:「英語は年に1000時間聞けばマスターできる」

を実践するため、(株)アルクの「ヒアリングマラソン」(1982年1月開講)を受講することにしたのです。

私が受講を決めたのは、確か1982年10月ごろ。まさにほとんど開講すぐ、の受講生だったのですね。

2. ヒアリングマラソン体験談

アルクのヒアリングマラソンは、とにかく教材の良さが特徴です。

最新の情報を見ると、以下のような教材構成になっています。

教材の内容
・コースガイド
・マンスリーテキスト12冊
・マンスリーCD12枚
・テストCD12枚
・ENGLISH JOURNAL(CD付属)12冊
・マンスリーテストHEMHET12回
・特製CDケース2個
・修了証

リスニング教材のなかには必ずインタビュー記事が入っていますが、その相手はそうそうたる人たちで、

英語の教材でなくても聞いてみたい、たとえばメリル・ストリープやデンゼル・ワシントンなど、

ハリウッドの一流俳優さんや作家、話題の人のインタビュー記事です。

英語教材としての丁寧な作り方は私が受講した頃からもどんどん進化して、

たとえば通訳養成方法なども取り入れるなど、様々なメソッドが次々採用されています。

アルクがこの教材にかける情熱が半端ないことが、この講座が30年も続いているという事実でも証明されています。

でも、この教材で英語をマスターするには、「聞き流すだけ」とか、「簡単」とかいう言葉は通用しません。

開始レベルは「英検2級」と案内に書いてありますが、2級から準1級を目指すぐらいの人、

「絶対英語をマスターしたい、あるいはしなければならない!」という人におススメの教材になると思います。

送られてくる教材の量も多いので全部やろうとしたら大変。

ある程度「全部できなくてもいいや」ぐらいの気持ちで臨める人、であることも必要です。

とはいえ、真面目に毎日3時間、生活のどこかに英語を聞く時間を組み込むことが大事です。

これは工夫しだいで達成可能です。遠距離通勤の方など最適!

当時、アルバイトをしていた私はもっぱら通勤時間と家事時間をリスニングに利用しました。

あと、英語の映画などを見ると一挙に2時間は稼げます!

「1000時間ヒアリングマラソン」は、英語力向上に間違いのない教材ですが、

特に次のような具体的目標がある方、1年、がっぷり英語と取り組める方、取り組む決心をしている方には

他の何をおいてもオススメとなる教材なのです。

  • 英検1級をめざす
  • TOEIC800以上をめざす
  • 英語で仕事がしたい
  • とにかくリスニング力を向上させたい
  • 映画好き(最新の映画情報がいつも満載!)
  • 「聞き流すだけの教材」では英語力は身に付かない、と気づいた
  • NHKのラジオ講座に飽きた

3. 私の体験:現われた効果の数々!!

私は24歳の秋から2年半このマラソンを続けました。

英語で仕事をする、と決めていたからです。

1年目はしかし、1000時間には到達せず、990時間ぐらいだったと記憶しています。

2年目、3年目になると、だれてきて2年目は800時間ぐらい、

3年目は講座途中で夫のアメリカ行きが決まり、今度は実践の機会となりました。

しかし、飛躍的にリスニング力がついたのはまさにヒアリングマラソンを始めた一年目だと思います。

そして、何が起こったかというと、本当にアメリカに行ってリスニングで全く苦労しなかったのです!

会話は(そもそも日本語でもおしゃべりではないので)ペラペラではありませんでしたが、

意志の疎通には不自由しませんでした。

また、教材をやっていたおかげでいろいろな話題にもついていけました。

インプットできていた情報量が圧倒的だったのです。

すごいのは、その効果は何年たっても落ちなかったこと

アメリカに行く前にすっかり英語を聞く耳ができていたようです。

そのため、50歳で受けたTOEIC試験も、英検1級の試験もリスニング対策は

試験問題の形式を確認するぐらいで、ほぼ全くしませんでした。

それに、ヒアリングマラソンの確認テスト(HEMHET)の試験形式はすでにTOEICの形式とほぼ同じ。

慣れているのでヒアリング試験対策などしなくていいのです。

たかが1年、されど1年。1年に1000時間近く集中的に英語を聞いただけで、

私は一生ものの財産を手に入れたのです‼︎

4. 英語をモノにするということは?

英語をマスターするために留学する、という話をよく聞きます。

私は、「英語のために」留学することは時間とお金の無駄遣いだと思っています。

「英語で」何かを学ぶために留学するのでなければ、ほとんど意味がありません。

あなたは英語で何がしたいですか

それがはっきりしていなければ、英語を学んでも自分の身にはなりません。

2週間ぐらいの語学研修とかに行って、一時的にリスニング力がついたとしても、

日本に帰って和食を2週間ぐらい食べているうちに英語で暮らしたことを忘れてしまいます。

結局、付け焼き刃の知識や聴力、話す力は日本に戻って日本語優位の生活をしているうちに

低下してしまうのです。学校の試験でも一夜漬けの知識は試験が終わるとすぐに忘れてしまった経験がありますよね?

留学で短期間に何十万円も払い、帰国した直後は英語力が上がった気になるかもしれませんが、

そんな力は通信講座に費やす5万円ほどの教材を理解しようと必死に1年間頑張って培った力には敵いません。

(ただし、語学留学は、「こんなにわからないんだ」と、勉強することの重要性を再認識するいい機会にはなります)

もちろん、短期間で成果を出してTOEICの点数を上げて次のステップ(海外赴任とか)に進む人には

2−3週間の語学留学は効果があるでしょう。帰国してすぐに試験を受ければいいのです。

でも、当面その予定がなく、それでもいつかは英語で仕事をしたいなら、

まずは1年やりぬく決意で1000時間ヒアリングを始めることを強くオススメします。

留学よりよほど安くて、そして一生ものの力がつくのです。

私は、付け焼き刃でない英語力のおかげで子供たちの手がかからなくなったころ、

つまり40歳を過ぎて就職、転職をしてきましたが、転職のたびに提示されるサラリーは上がりました。

日本では英語が人よりできるだけで、本当にサラリーは変わってくるのです。

「でも、英語なんて普段使わないじゃない」という人もいます。違います。

そのような人は、残念ながら、使えないから使わないところにしかいられないのです。

5. まとめ

アルクのヒアリングマラソンは、私が自分で体験し、一生もののヒアリング力をつけた素晴らしい教材です。

人生のうちのたった1年、充実した教材で教養を高めながら集中的に英語を聞く、

それだけでその後の人生の展開が変わってきます。

ただし、上に書いたように、1年しっかり勉強するつもりがないと挫折してしまいます。

英語で学ぶべきことがある人、留学を考えている人(留学の前に英語力をつけてください!時間を無駄にしないために)、

英語ができることで収入を上げたい人は是非この教材にチャレンジしてください。

↓↓ 講座の詳細はこちらでご覧くださいね↓↓
もう迷わない!英語教材の進化系「1000時間ヒアリングマラソン」

また、いきなり1000時間がキビシい、と思う方はもう少し初心者に向けた講座があります。

↓↓ こちらも参考にしてくださいね↓↓
ヒアリングマラソン・ベーシックkikuzo!<キクゾー!>

そして、なんと、最近気付いたのですが、

ヒアリングマラソンのお試し版として
「ヒアリングマラソン体験キット」(税別:500円)ができたとか。


「ヒアリングマラソン体験キット」

これ、ワタシ的にはマラソン(42.195キロ)を始める前にとりあえず2キロ、走ってみましょう!それができたら大丈夫!

あなたはマラソンの完走に向けて少しずつ走り出せばいい、みたいなものですよね。(オススメです!)

私は、アルクの教材はその質の高さでは英語教育教材の中では最高峰だと考えています。

だから、初心者向けの教材も本当によくできていて、英語の勉強方法について聞かれると

アルクの教材をこどもたちにも勧めてきました。

おまけ

さて、ヒアリングマラソンを2年あまり続け、

アメリカに行くことになった私。私はアルクのイングリッシュジャーナルをずっと定期購読していましたが、

夫の海外赴任が決まった時に「海外レポーター」の募集があり、応募しました。

幸い採用され、「海外だより」を書くお仕事をもらったのです。

初めてのアメリカ暮らしですべてのものが新鮮でした。

いろいろ取材し、そんなワクワクをどんどん投稿し、本当に「英語で」仕事をするようになっていたのです。

私の原稿が掲載されている冊子のひとつ↓IMG_1171

こんな記事も(これ、30年前の記事ですよ?)IMG_1170

雑誌ではこんな自己紹介をしました…

第7期海外レポーターのプロフィール:

自己紹介文は「左腕にベビー、右手にペンをもってがんばっています。

主婦業のかたわら、夜間大学のコースも取り、いろいろ体験するつもり」

–アメリカで初めての出産。長女が生まれた頃でした。

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↓↓↓こちらも参考にしてみてください↓↓↓
通信講座の受講体験談

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この記事を書いた人

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大野 清美

1958年大阪生まれ、大阪育ち。子どもの頃の夢だった「留学したい」を37歳で実現。3児を育てながら米国NY州コロンビア大学国際関係学大学院を卒業しました。帰国後は英語を使って仕事を続け、今後は「自分の人生を変えてきた」英語を教えたい!と修行中です。
趣味はマラソンとモーターバイクでのツーリング(愛車Honda VTR)です。
(2019年4月記)