2016年2月、57歳から矯正歯科に通いはじめ、長年の懸案であった乱杭の下の歯並びをなおすチャレンジはすでに2年と3か月目を迎えました。
矯正器具をつけて4か月目の定期検診に行ってきました!
さて、どんな進歩を遂げているでしょうか?
1. 一般歯科での診察
とにかく自分の矯正治療の最大の問題点は歯周病です。ほかにも昨年初診の頃には虫歯、古くなって合わなくなっていた被せもの、口内炎、扁平苔癬、とにかく口の中は不具合のオンパレード。
矯正器具をつけるまで1年。一般歯科での治療が進行し、また自分のお手入れ努力にもよりやっと器具がついて…
4か月目となりました。
今日もまた歯の清掃から入ります。
気になっていたのは、下の前歯の裏にこびりついた歯石。この歯石は矯正前には歯が後ろに倒れていたため見えないものでした。
矯正が始まり、後ろに倒れていた下の前歯がすこしずつ「立って」きて、歯の裏がしっかり見えるようになってきたのです。
この、口の中に倒れている歯の裏に歯石がこびりついていました(見えませんが)。
今日の歯並びはこんな感じ。だいぶキレイになってきました。
歯の裏のステインなどもキレイにしてもらいました。
しかし、長年の歯周病。右上奥歯、そして右下の小臼歯の1,2番(写真では左下)の歯周ポケットは深く、夏頃には「手術適用」となるそうです。
手術により、歯茎をめくってその下の歯を殺菌する手術だそうです。ひえー💦
自分では、最近の手入れの結果、口内炎にも罹りにくくなり、口の中はかなりキレイになっていると自負していたのですが…
「手入れはよくできている」と先生はおっしゃいますが、いかんせん長年の疾患。早々簡単によくはなりません。
それでも、放っておけば加齢とともに悪くなるばかりの歯、人生100年時代を最後まで「美味しく」するために今が頑張り時です。
2. 矯正治療
一般歯科でいったんワイヤーをはずし、今度は矯正歯科でワイヤーをさらに強いものに交換します。
お見苦しいですが…
撮影角度が違いますが、矯正前はこうでしたから、大きな変化です。今、58歳、今月59歳になりますが、矯正ってできるんですね…しみじみ。
先生にあらためてお礼を言いました。「何十年のコンプレックスがこの4か月でかなり解消されて嬉しいです」
その後、レントゲンをとり、異常がないかの確認。治療前のレントゲンと現状を比べました。
「今日は少し痛いかもしれませんが、大丈夫ですから」と言われ、医院を後にしました。
3. ホワイトニングはできるのか?
一般歯科の先生に、前から気になっていたことをお尋ねしました。
それは、「ホワイトニング」です。
白い歯は憧れ中の憧れ。
決して手入れをさぼっていたわけではないのですが、自分ではどうしようもないところですっかりステインまみれの歯になってしまいました。これをなんとかしたい。
私の「キレイになりたい!」は、できるだけ素材を美しくすることが目的です。
体型、肌、歯、髪、そしてファッション。そのどれをも磨いていきたい。
でも、今、自分が持てる時間と資金はとりあえずは「歯」に向いています(これが一番お金と時間がかかりそう、しかも最も基本である「健康」に関わる)。
それで、ホワイトニングですが、「矯正が一段落したらホワイトニングは可能か?」ということですが、先生は「大丈夫ですよ!」とおっしゃってくださいました。
下の歯は矯正、上の歯は被せものを入れ替えたりという作業を続けていますが、被せものを入れ替えたあとだと、被せものは人工物なので上と下のホワイトニングの色調が合わなくなるそうなので、とりあえず少し一段落したらホワイトニングをしていただけるとか。
4. まとめ
矯正治療、そして歯の治療はまだまだ続きます。
でも、光が見えてきています。
他人にはきっとたいしたことない悩みなのでしょう…歯の1本や2本、どうせ見えない場所なのに、と思われるかもしれません。
人の悩みというのはそれほどに根深いものなのですね。(と、自分のことを思って、他の人もそうではないか、と)
もうしばらく、頑張ります。